シャック作りとメンテナンスの記録 | Omnibus Contest Club JA1YPA |
【シャックの建設】 【中古プレハブの解体作業<20050529> 】
建設費を安く上げるために、プレハブ業者に中古品について聞いてみたが、プレハブ物置は元々短期間の使用を目的としているためか、中古品などは殆ど商品価値もなく、どこにも相手にして貰えなかった。やむなくオークションで探したが、買うとなるとやっと半額程度の値段だ。これに解体費、運搬、組立て費が掛かってはプレハブ業者から購入するのと大して変わらない。やむなく解体や運搬、組立てまでも自分たちの手で行うことにした。ともかくシャック再建のめどが立った。 |
||||||
|
|
|
||||
解体開始前 | 解体も終盤に | 荷積み完了! | ||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【基礎工事】 【基礎工事<20050430> 】
整地したところに土台の大きさに合わせて板を使って、レイアウトを検討を行い設置位置を決めた。 |
||||||
|
|
|
|
|
|
|
予定地 | 予定地 | 材料 | 土台石の設置 | 床補強枠の様子 | 土台枠完成 | 基礎と柱金具 |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【組立て】 【組立て作業<20050618>】
組立て作業は4隅のうちの一角を選んで、角の柱を立て壁を両側の壁板を2枚立てて、角を作ることから始まる。柱はどれも同じように見えるが、片流れ屋根構造のため、4本とも全部形が違
う。先ずはさい先よく?!始めから間違ってしまったが、組立てには釘ではなく木ネジを使ったので、やり直しも比較的楽に行えた。高窓は西側と東側に付けることにし、掃き出し窓は南側に付けることにした。材料の加工精度は
結構確かなもので、部品の出っ張りやへっこみ具合、傾き具合など少しでもおかしな状態があるときには、自分たちの組み立て方を良く見直すべきだ。特に窓枠や柱などは切込み寸法や形状などに仔細な違いあり、左右、上下、裏表兎に角あらゆる向きを想定して、取り付け方法を確認すべき
だ。 |
||||||
|
|
|
|
|||
組立て開始 | 壁の組立て | 屋根の釘打ち | 屋根張り | |||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【床張り作業】 【床張り<20050625>】
床板はパーチクルボードと呼ばれる集積材が使われている。合板よりもろく釘を打ってあった部分が解体作業で欠けてしまい痛んでいる。多少の隙間はカーペットを張るので問題なし
。床板は床の補強材の上に3cm×4cmの垂木を30cmくらいの間隔で並べ、垂木に釘や木ネジを使って止めた。基礎の角パイプには止めなかったので、少しガタツキが出たるが、ここは少し手抜きした。垂木への取り付けは木ネジを使
ったが、作業後半には底をつき屋根釘で止めた。木ネジの方が作業間違った時のやり直しが楽だ。特に今回は強力なインパクトレンチが借りられたので作業性は釘を使うより遥かにやり易く出来た。 |
||||||
|
|
|
|
|||
床のカーペット張り | カーペット張り | カーペット張り完了 | カーペット張り完了 | |||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【ヒサシ作り工事】 【ひさし作り】:20060108
シャックの北側には入口があり、エアコンやケーブルBOXなどが設置されているので、建物の幅いっぱいにヒサシをつけた。ホームセンターにいくといろんな材料があるが、いつもと同じ足場短観と垂木の組み合わせで作ることにした。
3本の柱は足場単管とし、梁は残っていた材木で間に合わせた。足場単管にL型金具のついた金具を使って梁を止めた。柱は地面にコンクリートブロック置いて乗せ、L型金具で木ネジを使って梁を取り付けた。森の中なで強風が直接当たらないので何とか持つようだ。。 雨が降ったときに雨だれが吹き込むので雨どいをつけた。数年前にQJKさんから頂いた材料があったので殆ど間に合ったが、寸法が今のものとは少し違うようだ。つなぎ目などが合わないところがあったので、多少漏れるかも知れないと思ったが、まったく問題なく使えるようだ。 |
||||||
|
|
|
![]() |
![]() |
![]() |
|
枠の組立て | 抜き板の取り付け | ビニールトタン張り | 雨樋取付け | 雨樋取付け | 縦樋取付け | |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【シューズBOX】 【ドアーの付替え】:2013年10月 雨の日に不便なのでシューズBOXを作ることにした。 ドアーの所に作ると左開きのドアーでは、使い勝手が悪そうなので右開きに付け直した。ドアーを蝶番のところで外してからドアーの枠を外し、上下を入れ替えてひっくり返した。枠を止めているネジがぶつかって入らなかったり、ネジが長すぎて入らないのがあったので、あとでネジを替えてキチンとやり直しておきたい。ドアーの枠が緩んで化粧板が剥がれかかっていたのでついでに修復しておいた。床にはスノコを置いてその上で靴を脱ぎ、靴を棚に上げてシャックに入ることになる。 【靴置き棚】:2013年10月 シューズBOXは菊池さんが不要になった金属製の3段の棚を持ってきてくれた。長靴も一番上に置けて良さそうだ。 【雨よけカバー】:2013年10月 ビニールトタン板を貼り付けて雨除けを作った。柱に足場単管を取付け、庇の梁との間に中柱を立てて抜き板で下地を作った。ビニールトタン板を4枚ほど張ってみた。下地がまだ3枚分ほど余っているが切らないで置いた。時間でがあればトタン板を張り足せば、ちょっとした物置でも作ると便利かも知れない。 【スノコ】:2013年10月 10cm幅のスベスベに加工された板と垂木を使って作った。板の数が足りなかったので、必要な部分だけ張っておいた。様子を見ながら改善していきたい。 |
||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
ドアーの付替え | 雨除けの骨組 | トタン下地 | ビニールトタン張り | 靴脱ぎスノコ | ||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【引込盤と分電盤、蛍光灯の取付】 【電気工事】 1.ケーブル類はシャック外で切り離し可能な方式とする 2.引き込み盤の設置
3.引き込みは床から行う |
||||||
|
|
|
|
|
|
|
電源ケーブル埋設 | 引き込み盤取付台 | 引き込み盤の設置 | 電源ケーブル | 分電盤取付 | 蛍光灯器具取付 | 電源ケーブル |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【オペレーション用デスク】
【デスクの入手】 |
||||||
![]() |
|
|
|
|
||
設置場所の検討 | デスクの組立て | デスクの組立て | デスク配置 | デスク配置 | ||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【電気工事その2(コンセント工事)】 <内容> <電源ケーブルの引き込み> 電源ケーブルの引き込みはデスクの裏側の床から行うことにした。壁に穴を開けると外側の処理が面倒だが、床なら別段の処理は不要で作業が楽になるため、これまで続けてきた伝来の手法となっている。バンド毎に6箇所の穴をあけることになるので、きれいに簡単に開けるためにホルソーを使って行うことにしたが大きなものが無くて、直径40ミリ?位で我慢することにした。カーペットをカッターナイフで切りこみを入れ、めくり上げて床板に穴を開け、ガードとして塩ビパイプを加工して差し込み、カーペットは内側にめくれた状態にしたが、隙間に虫などが入って手直しが必要かも知れない。 引き込んだ電源用のFケーブルは、そのままデスクての天板のケーブル貫通口部分に取り付けたテーブルタップに配線した。Fケーブルはブラブラ状態だが、デスクの影で」邪魔になることは無いだろう。 穴あけ用ホルソー工具の寸法が小さくて、塩ビパイプが穴に入らないので、パイプに割を入れて寸法調整をして何とか押し込んだ。直径40ミリでは少し小さいかも知れないが、Fケーブル、ローテーターケーブル、信号ケーブルそれと同軸ケーブルが各一本ずつなので、なんとかなるだろうと思う。 <コンセントの取付> 普通なら壁に取り付けるところだが、使う目的と場所が初めから決まっているので、オペレーション用の各デスクに直接取り付けることにした。コンセントの位置は、使い勝手に大きく影響するので大いに悩むところだが、後から変更することあるので天板に直接つけず、デスク中央の端っこについているケーブル貫通口に取り付けることにした。貫通口は樹脂製なので木ネジで簡単に取り付けができた。デスクの中の奥の方なので、邪魔にもならず手も届き易いので使い勝手は良さそうだ。コンセントは3Pタイプが一個だけなので不足するが、パソコンなどの小電力機器はこのタップから更にタップ分岐して床に転がして置くことにした。
|
||||||
|
|
|
|
|
|
|
床への穴開け | 塩ビパイプでガード | 途中はブラブラ | テーブルタップ | |||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【同軸ケーブル工事】 【引込用同軸ケーブル】
同軸ケーブル
は一旦引込盤に入れて、中継コネクターを使ってケーブルを抜き差しする構造にして、不在時にはシャックの外で完全に切り離すことにした。これまでのケーブルだけでは長さが足りず延長が必要だ。同軸ケーブルの他、ローテータケーブルとアンプリモートケーブル用のコネクター配備も併せて検討する必要があり、材料のチェックが先決だ。引込盤からシャック内までのケーブルはせいぜい10m程度なので、作業がし易くコネクターなどの値段も安い5D-FB程度にしようかと考えたが、材料を探し集めたらN型コネlクターの付いたケーブルが多数ありそうなので、引込用の同軸ケーブルは10D-FBまたは10D-2Vを使い、コネクターはN形を使うことで検討をする。 引込盤内のコネクター取付方法の検討が必要だが、同軸の他にも信号ケーブルなどもあり、使うコネクターの形状が分からないと検討しにくいので、先ずは材料探しが先決である。 |
||||||
|
|
|
|
|
|
|
同軸ケーブル接続 | 同軸ケーブル接続 | ケーブル引き込み | ケーブル引き込み | ケーブル中継板 | ケーブル引込盤 | |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【エアコン設置】 【エアコン】 夏場のコンテストは少ないものの多数のオペレータが集まったときのために少し大きめのエアコンを設置した。使用頻度が極端に少ないので中古品でも十分使いもになるだろうと思う。工事自体はさほど難しいものではないが、特殊工具が必要なので工具を購入するより業者に任せた方が安上がりで確実だ。 |
||||||
![]() |
![]() |
|||||
室外機取付 | 室内機 | |||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【信号ケーブル工事】 【ローテータ用ケーブル】 本来ならばコネクターにはメタルコネクターがFBだが、高くて買えないのでD-SUBで我慢することにした。電流容量は足りてる筈だが、少し心配なのでピンを2本づつパラにしてつなぐことにした。端子が小さいので0.75sqの線の半田付けがし難いかと思ったが、2本の端子と端子の間に差し込むような形にしたら結構うまい具合に接続できた。より線の半田付けのコツは、線の部分をバラケ無い様にきれいにそろえて、予備半田をして手早く付けることがポイントだ。D-SUBのコネクターはパソコンのプリンターやRS-232Cケーブルなどの残骸から取り外したり、秋葉でジャンク品をあさって来たものばかりだ。 【制御用ケーブル】
リニアアンプがシャックから離れたアンテナエリアにおいてあり、スタンバイ制御とアンプの高圧ON-OFFを遠隔で行うための信号ケーブルである。制御電圧は24Vでいずれも数10mA程度なので、0.5m/mの細い芯線のケーブルを使っているが、予備線も含め各バンド10本づつ引いているので、全部で50本の線があり、コネクターも特殊なものが必要になる。以前はオークションで探したキャノンコネクターの50P物を使用していて具合が良かったが、特殊なのでめったには見かけない。秋葉を探し歩いてやっと、ホンダ製の60Pの平型のものを見つけた。値段も手ごろだったので、迷わずこれに決めた。 |
||||||
|
|
|
|
|
|
|
制御信号コネクター | ケーブル側 | 接続状態 | ローテータケーブル | 接続状態 | ケーブル中継盤 | |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【保守工事】 【雨漏りの修理】 強い雨が降るとシャックの真ん中付近で雨漏りがしたので、屋根のトタン板の隙間をこーキングした。がなかなか雨漏りの場所が分からず苦労したが、手当たり次第にやっているうちにようやく原因が見つかって雨漏りが止まった。 |
||||||
![]() |
||||||
雨漏り対策 | ||||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
||||||
【防犯】 【防犯シール】 山菜取りの人が入ってくるので、いたずら防止になればと思い「防犯カメラ動作中」のシールを貼った。警察官立寄り、とか巡回中とかもあるようだが、HCでは売られていないようだ。 |
||||||
![]() |
||||||
防犯カメラ動作中 | ||||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
|
Back to Top |