アンテナローテーターの記録 | Omnibus Contest Club JA1YPA |
【エモトFX1200型アンテナローテータ】 | ||||||
【オーバーホール】<2014年11月> 【故障状況】 しばらく使わないと何度も左右に回転させないと動き出さない状態で、一旦回ればなんとか使えるようだが、段々悪くなりそうなので修理してみた。、
【故障修理】 分解して調べてみるとモーターが無負荷状態でも回らない状態だった。手でまわしてみたところ、かなり重くてやっと回る状態だった。モーター軸についているバネのようなブレーキ機構のグリースが固まっているようなので、CRCやグリースクリーナで清掃したらモーター単体では軽く回転するようになった。 しかし、ギアーBOXに組み込むとどうしてもスムーズに回転しなくなり、時々回りださないことがあるようだ。何度か取り外したりしてやってみたが原因が良く分からないので、もしかしたらテストに使ったDC電源の容量不足かと考え、あとでコントローラをつないで試してみることにした。もしかすると、トルクが小さいモーター付近には特殊なグリースが必要なのかも知れない。 作業の途中では手にグリースがついて写真が撮れなかった。作業の途中でマイクロSWが割れて壊れたので交換したところ配線を間違えてしまった。再び間違わないように写真に訂正を入れて残しておこう。 |
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配線ミス | ||||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【本体カバー破損】<2014年10月> 【故障状況】 CQWW-SSBコンテストに向けて10月に動作チェックした時には動いているように見えたが、実際には10月6日に到来した台風18号によって破壊されたようだ。CQWW-SSBコンテストの時に回らないことが分かり、参加者の高木さんがタワーに昇って状況を確認して破損していることが確認された。これまでにもマストクランプや本体が破損しており、強度不足であることは分かっているが、交換しながら使うことで諦めていた。 |
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破損状況 | 破損状況 | 破損状況 | ||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【ローテータの取付けネジが全部外れた】<2013年11月> 【故障状況】 CQWW-CWコンテストの後でアンテナが風で回っていることに気づき、後日点検したところロテーターの取り付けネジがすべて外れてローテータ本体がずれた状態になっていた。すぐには修復できなかったのでロープで回転しないように仮固定しておいた。 【交換修理】<2014年10月> 久しぶりにコンテストに出るため、ローテータを修理することになり菊池さんがタワーの昇ってくれた。長い間放置していたので、仮固定したロープも切れて回転していたらしく。ロテーターのカバーがタワーとこすれて穴が開き使い物にならなくなっていた。 事前チェックでケーブルが切れていることが予測できたので、交換する別のローテータを用意していたので交換してOKとなった。 |
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取付け外れ状況 | ロープで仮固定 | ケース破損 | ケース破損 | |||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【本体カバー破損】<2013年2月> 【故障状況】 数週間前から7メガのアンテナが風で回っているので点検したところ、ローテーターの遊星ギアー部分が完全に割れてマストが外れ、通常の位置より10cmくらい下がって、アンテナのマストクランプ金具がマストベアリングに当たって止まっている状態だった。また、マストが外れた際に削り取られたらしくローテーター内部のリミットスイッチや回転指示用のVRなどが大きなダメージを受けていた。原因は良く分からないが、このような壊れ方は始めの経験だった。 アンテナが自由に回りだしてから3週間ほど過ぎており、その間にも強風が吹いたために、マストの下側がタワーの内側で暴れて、タワーのブラスも少し曲がっていた。幸いなことにマストベアリングはまだ壊れていなかった。 【交換作業】 7メガ用のローテーターを交換した。アンテナの大きさからすると、もうひとつ上のランクのものと交換したいが、新品では高価過ぎるので同じ1200と交換することにした。 マストが傾いてブラブラしているので、被害が拡大しないようにロープで捕縛して固定しておいた。タワートップのマストベアリング取付ステムに2本のワイヤー下げてシメラーを取付、マストの下部にはステップボルトを取り付けて吊り上げるロープを固定した。吊り下げる準備が出来たところで、交換するローテータのネジを緩め仮固定した。マストクランプにUボルトを1本だけ差して、吊り上げたあとすぐにマストクランプに固定出来るよう準備をした。シメラーを操作してワイヤーが僅かに張ったところで、付いてままになっていたマストクランプを取り外した。マストの横ぶれが心配だったが、手で支える程度で横ぶれすることは無かったので、そのまま10cm位持ち上げ、横にずらしてローテーターの上まで移動してマストクランプに固定した。取り付けはすんなりと終わったが、アンテナ方向がローテーターの方向とずれているので、アンテナだけを人力で回さなければならず苦労した。全くの無風状態であれば、一旦タワートップまで昇って、ブームを掴んでアンテナを回してからマストクランプのネジを締めれば済むが、少しでも風が吹いていると風向きでアンテナの向きが変わってしまうので容易ではない。ローターに手が届く位置でアンテナを回せるように、足場ボルトを取り付けてみたが、それでも長さが短いので回すのは容易ではなかった。 【壊れた原因と対策】 これまでにも台風などでもっと強い風が吹いた事などを考えると、あくまでも推測ではあるが、使用中にギアーが欠けて、その後強風によって欠けた部分から破損に至ったのではないだろうかと思われる。14のアンテナについても同じような時期にギアー欠けと思われる故障が起きているので、共通した要因がありそうな気がする。 |
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マストクランプ | ローター下部 | ローター上部 | 上部とクランプ | ギアーの様子 | タワーのブラス | ローター上部 |
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吊上げ工具の取付 | 吊上げ状態 | |||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【ローテータが回らない】<2013年1月> 【状況】 14メガ用のローテーターに使っているエモトの1103型ローテーターが壊れたようなので予備品のFX1200と交換したが壊れていないはずのものが回らなかった。コントローラーが無いので交換する前の動作チェックができなかったが、壊れてなくても長期間保管するとローター本体のグリスが固まって回らなくなることがあるらしい。 オーバーホールしてグリスアップし直せばいいのだが、再びタワーに昇って交換するのも厄介なので、何とかなら無いかと・・・・・復活を試みた。 モーター付近の歯車が固まっているのだろうと推測し、モーターの回転力でグリスの張り付きを解消できないかと・・・・。モーター電源回路の配線を外して直流電源装置を使って電圧や電流を変えられるようにして、小刻みに極性反転させながら短時間断続的に電圧を掛けてみた。最初12V位の電圧でやってみたが、電流が流れると電圧が落ちてしまうので、最後は30V位まで掛けることになった。電源装置は2Aしか出せないものだったが、モーターが回らないときには2Aの最大値まで流れた。モーターが過熱しないように連続してはやらなかったが、30分ほどやっているうちに何とか回りだした。回っているときの電流は1.5A程度だった。13Wのモーター定格にしてはダイブ大きいようだが、やっぱりオーバーホールしないとダメなんだろうか。
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交換前の1200 | 故障原因調査 | ケーブル抵抗17Ω | ||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【エモト1103型アンテナローテータ】 | ||||||
【ローテータが回らない】<2013年1月> 【状況】 14メガ用のローテーターに使っているエモトの1103型ローテーターが、南東方向で時々動かなくなる現象があり、壊れたようなので予備品のFX1200と交換した。以前KOBさんからからドネーションして貰った1200が見つかったので早速交換することにした。 久しぶりに14メガ用タワーに上って、これまで使っていた1103を下ろして1200に交換した。交換作業はレバー型のチェーンブロックでアンテナマストを数センチ持ち上げ、マストクランプのUボルトを抜いて、ローテーターを外して入れ替えた。それほど難しい仕事ではないが、準備作業含めて2時間ほど掛かった。予定通り無事に終わったが、古希を過ぎた老体にはこれ位の作業が限界のような気がした。 |
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交換前の1200 | 交換した1103 | 作業終了 | お疲れ様 | |||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【ローテータの破損】<2005年3月> 14メガ用の1103が強風で壊れたらしいと分かってから、しばらくそのまま放置していた。半年くらいしてからやっと交換したが、流星ギア部分がバラバラに壊れ、もう少しでマストが外れてしまうような状況になっていた。 |
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ケースが割れた1103 | ケースが割れた1103 | |||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【エモトアンテナコントローラー】 | ||||||
【1103用から1200用に改造】<20130213> これまで使っていた1105型ローターが壊れたので、1200に交換することにしたが、モーター電圧がAC100VからDC24Vに変わるので、ケーブルの太さが心配になるのと、これまでのコントローラーが使えない。コントローラだけでも新品を購入すると結構な値段だし、オークションを探してもそう簡単には出てきそうも無いので、当分は1105のコントローラーを改造して間に合わせることした。 1103のコントローラからの制御電圧のAC100VをACアダプターを使ってDC24Vに変換することにした。モーターの容量は13Wらしいので、電流容量は1Aもあれば十分だろうと思ったが、実験したところ負荷が重すぎて回らないときには2A位流れることもあるようだ。スピードコントロール機能はついていないが、使うことも無いので問題は無いだろうと思う。本体には手を加えないで外部にACアダプターを接続するだけなので、改造と呼べるものではないがローターを回すことができて良かった。 アンテナ回していて方向反転するときに大きなトルクが掛かり壊れやすいそうなので、ACアダプターの出力の立ち上がりが1秒位掛かる仕様のものを使ってみた。右回転と左回転用に2個のアダプターとリレーを使って、出力があるときだけ接続することでDC電圧の回り込みを防いだ。 |
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1105改造のコントローラ | コントローラ改造図 | |||||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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ローテーターが動かなくなったので交換するため事前に動作チェックをした。ケーブルが無いので仮接続をして、電源を入れると中でモーターの廻る音はするがメーターは一向に動か無かった。 |
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切れたベルト | 交換ベルト | ベルト切れ | ベルト交換済み | |||
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【マストクランプ】 | ||||||
【マストクランプの破損】<2013年4月> 【破損状況】 2月に壊れてローテーターごと交換したばかりだが、アンテナがクルクル回って様子がおかしいのでタワーにのぼり点検したところ、ローテータのマストクランプが割れていた。マストクランプは1200用では無く、1103や1102に使われている旧型のもので、旧型の中では一番頑丈そうなものだ。2本のUボルトのうち上側の部分が割れてUボルトには一部のかけらが残っているだけだった。下側のUボルト部分はまだ残っていて本体と繋がっていたので、緩んでいたネジを締めなおした。無理をしなければ何とかアンテナを回すことはできるようだが、少し強い風が吹けばアンテナは回ってしまうだろう。壊れた原因は、単なる強風のせいだけではないような気もするが、まだ分かってはいない 【強化品の製作】 既成のマストクランプでは何度でも壊れてしまうので、鉄製のマストクランプを制作した。内径60ミリのパイプを半分にして、取り付け部を溶接してドブ付けメッキをした。材料探しからメッキまで手間はかかったがしっかりと丈夫そうなものが出来た。 【交換工事】 マストクランプが壊れたままになっていたが、CQWWに使うために修理することになった。 |
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破損状況 | 破損状況 | マストクランプ | 取り付け状況 | 交換作業準備 | 故障状況 | 作業中のPMQ局 |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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【HR-2700DX】 <オーバーホール> 方向指示用VRが壊れていたので交換した。コントローラーはベルトが切れて指示計が振れなかったので輪ゴムで代替修理をした。
<マストブラケット割れ> 75m用に使用する予定だったが、工事中にネジの締めすぎで破損。単に締めすぎというよりは、上下のネジの締め付けの偏りがあったような気がする。
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VR交換 | ベルト交換 | 取替え工事 | 取替え工事 | 割れたブラケット | 75m | 75m |
【記:JA1PEJ/中村】 | ||||||
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