シャック建設の記録 |
中古プレハブを使ったシャック作りの記録 | 協力者、参考資料など | ||
・用地の整地 ・フレハブの解体 |
JA1PEJ,JA1QJK,JM1NKT,JS1XIC |
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<整地> |
<土台の位置決め> |
<プレハブ> |
<解体作業> |
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建設用地の片づけが済んできれいになったので、どちらを向けて建てるか考えてみた。いろいろあったが施設全体のバランスが良さそうな、南向きに建てることになった。 入口の場所もいろいろ考えらるが、オペレーションデスクの配列と、宿舎との関係を考慮し決めた。 |
板材を使って土台の位置決めをした。平らな土地が狭いので、作業場所に困らないように、出来るだけ端っこに寄せたいが、法面のことも考慮して決めた。 |
中古のプレハブをヤフオクで購入した。埼玉からの出品で解体から運搬まで自分でやる条件だったが、江森さん、渡辺さん、吉田さんが解体・運搬を手伝って頂き無事に終えた。一人では出来ないことが、皆さんの協力を得て行われる団体活動は素晴らしいと思う。 |
運搬は江森さんが仕事関係の車を調達して頂けた。お礼の言いようが無いほど助けられた。トラックは林道を登ることができなかったので、山の下に一旦下し、後日自分一人で軽トラックに載せて数回往復して運んだ。 |
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整地完了 | 土台の位置決め | 設置状態のプレハブ | 解体作業 | |
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運搬、保管 | ||||
【中古プレハブの解体作業<20050529> 】
建設費を安く上げるために、プレハブ業者に中古品について聞いてみたが、プレハブ物置は元々短期間の使用を目的としているためか、中古品などは殆ど商品価値もなく、どこにも相手にして貰えなかった。やむなくオークションで探したが、買うとなるとやっと半額程度の値段だ。これに解体費、運搬、組立て費が掛かってはプレハブ業者から購入するのと大して変わらない。やむなく解体や運搬、組立てまでも自分たちの手で行うことにした。ともかくシャック再建のめどが立った。 |
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主な作業手順 | 協力者、参考資料など | |||
・コンクリーブロックで基礎を作る ・角パイプで土台を作る ・四隅の一角からL字型に壁材を建てる ・窓の位置に窓枠を付ける ・コの字型に壁を建て、順次壁を建てる ・ある程度壁が出来たら、その部分の屋根板を載せる ・以下繰返し。窓の場所に窓枠を取付 ・屋根板のつなぎ部分に桟を付ける ・破風板を付け、窓ガラスを入れて完成 |
JA1PEJ,JA1CCO,JS1XIC |
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<基礎石> |
<基礎石と土台枠> |
<土台の角> |
<土台と床補強> |
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基礎石は以前のものを再利用する。 |
90ミリ角パイプの両端を45度の角度に切断して土台枠を作る |
枠の四隅は柱固定金具で固定。 |
横方向に床の補強材を取付けて土台完成。 |
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基礎石の固定 | 土台枠の角 | 土台完成 | 土台完成 | |
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土台枠 | ||||
【基礎工事<20050430> 】
整地したところに土台の大きさに合わせて板を使って、レイアウトを検討を行い設置位置を決めた。 |
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<壁の組立を開始> |
<壁の組み立て> |
<屋根の固定> |
<枠組み完成> |
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コーナーに柱を立てて固定し、壁板を柱のスリットに差し込んで固定する。最初はふらつくが、連結していくうちに安定する。 |
90ミリ角パイプの両端を45度の角度に切断して土台枠を作る |
枠の四隅は柱固定金具で固定。 |
横方向に床の補強材を取付けて土台完成。 |
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【組立て作業<20050618>】
組立て作業は4隅のうちの一角を選んで、角の柱を立て壁を両側の壁板を2枚立てて、角を作ることから始まる。柱はどれも同じように見えるが、片流れ屋根構造のため、4本とも全部形が違
う。始めから間違ってしまったが、組立てには釘ではなく木ネジを使ったので、やり直しも比較的楽に行えた。高窓は西側と東側に付けることにし、掃き出し窓は南側に付けることにした。材料の加工精度は
結構確かなもので、部品の出っ張りやへっこみ具合、傾き具合など少しでもおかしな状態があるときには、自分たちの組み立て方を良く見直すべきだ。特に窓枠や柱などは切込み寸法や形状などに仔細な違いあり、左右、上下、裏表。あらゆる向きを想定して、取り付け方法を確認すべき
だ。 |
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<床板張り> |
<カーペット張り> |
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床板張りをした。少しばかり寸法誤差があり、隙間を調整して合わせながらどうにか張れた。 |
床を張りが済んだので続けてカートを張った。カーペットも余った長さを折り曲げて使われていたので、今回きれいに切り揃えて張った。 |
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【床張り<20050625>】
床板はパーチクルボードと呼ばれる集積材が使われている。合板よりもろく釘を打ってあった部分が解体作業で欠けてしまい痛んでいる。多少の隙間はカーペットを張るので問題なし
。床板は床の補強材の上に3cm×4cmの垂木を30cmくらいの間隔で並べ、垂木に釘や木ネジを使って止めた。基礎の角パイプには止めなかったので、少しガタツキが出たるが、ここは少し手抜きした。垂木への取り付けは木ネジを使
ったが、作業後半には底をつき屋根釘で止めた。木ネジの方が作業間違った時のやり直しが楽だ。特に今回は強力なインパクトレンチが借りられたので作業性は釘を使うより遥かにやり易く出来た。 |
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工事内容 | 協力者、参考資料など | |||
・電気工事(電線埋設、配電盤設置) ・照明器具取付 ・デスク配備 ・ケーブル |
JA1PEJ, |
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<盤収容庫設置> |
<配電盤取付> |
<電線埋設> |
<蛍光灯取付> |
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引き込み柱から宿舎に入る所で、ボルコンで分岐し、蛇腹管を通して土に埋めてシャックまで引いた。シャックの外に足場単管を2本立て、配電盤収納庫を取りつけた。 |
配電盤収納庫は同軸ケーブルの中継BOXとして設置を考えていたものだが、余裕があるので共用することにした。 |
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【引き込み盤の取付】
床板 |
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<オペレーションデスク> |
<デスク配列と電気配線> |
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デスクは引出しがついてないテーブル状のものが、中古品店にあったので6基まとめて購入した。箱に入っていたので運び易かった。構造が簡単で楽に組立てられた。 |
デスク配列は、各バンドで同時に運用する時、バンド間の干渉が低減するよう、向きを少し変えてみた。電気配線は床に穴を開けて引き込んだ。 |
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【デスクの入手】
<電源ケーブルの引き込み> 電源ケーブルの引き込みはデスクの裏側の床から行うことにした。壁に穴を開けると外側の処理が面倒だが、床なら別段の処理は不要で作業が楽になるため、これまで続けてきた伝来の手法となっている。バンド毎に6箇所の穴をあけることになるので、きれいに簡単に開けるためにホルソーを使って行うことにしたが大きなものが無くて、直径40ミリ?位で我慢することにした。カーペットをカッターナイフで切りこみを入れ、めくり上げて床板に穴を開け、ガードとして塩ビパイプを加工して差し込み、カーペットは内側にめくれた状態にしたが、隙間に虫などが入って手直しが必要かも知れない。 引き込んだ電源用のFケーブルは、そのままデスクての天板のケーブル貫通口部分に取り付けたテーブルタップに配線した。Fケーブルはブラブラ状態だが、デスクの影で」邪魔になることは無いだろう。 穴あけ用ホルソー工具の寸法が小さくて、塩ビパイプが穴に入らないので、パイプに割を入れて寸法調整をして何とか押し込んだ。直径40ミリでは少し小さいかも知れないが、Fケーブル、ローテーターケーブル、信号ケーブルそれと同軸ケーブルが各一本ずつなので、なんとかなるだろうと思う。 <コンセントの取付> 普通なら壁に取り付けるところだが、使う目的と場所が初めから決まっているので、オペレーション用の各デスクに直接取り付けることにした。コンセントの位置は、使い勝手に大きく影響するので大いに悩むところだが、後から変更することあるので天板に直接つけず、デスク中央の端っこについているケーブル貫通口に取り付けることにした。貫通口は樹脂製なので木ネジで簡単に取り付けができた。デスクの中の奥の方なので、邪魔にもならず手も届き易いので使い勝手は良さそうだ。コンセントは3Pタイプが一個だけなので不足するが、パソコンなどの小電力機器はこのタップから更にタップ分岐して床に転がして置くことにした。
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工事内容 | 協力者、参考資料など | |||
・同軸ケーブルの引き込み ・ローテーターケーブル ・エアコン設置 ・ヒサシ取付 ・その他 |
JA1PEJ, |
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<ケーブル中継盤> |
<同軸ケーブル> |
<ローテーターケーブル> |
<リニアアンプ制御ケーブル> |
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配電盤の上側に無線用ケーブル中継盤を取りつけ、不在時はコネクターで切り離すことにする。同軸ケーブル用15個、ローテーター用5個、リニアンプ制御用1個のコネクターがつけられるよう穴を開けた。た。 |
同軸ケーブル用として、取敢えず5個のコネクターを取りつけた。シャック側ののケーブルは使う時だけ外側から引き入れて使い、不在時は盤の外に出すことになっている。た。 |
ローテーター用コネクターは手持ちが沢山あったのでD-SUBコネクターを使った。た |
リニアアンプ制御ケーブルにはホンダの60端子コネクターを使い、各バンド10本の制御線をひとまとめにしてつないだ。 |
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<同軸ケーブルの接続> |
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ケーブルの張り替えにより短くなった部分は、直結式で延長した。 |
芯線は電気工事用のスリーブに入れてハンダ付けした。 |
シールド側の接続は薄い銅板を巻いてハンダ付けした。強度は低いが、頻繁に動かす場所でなければ充分に機能している。 |
エフコテープとビニビ-ルテープで養生して完了。 |
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工事内容 | 協力者、参考資料など | |||
・エアコン工事 ・ヒサシ取付 ・その他 |
JA1PEJ, |
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<エアコンの設置> |
<室外機設置> |
<室内機の設置> |
<エアコン交換工事> |
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R22ガスが使われいるエアコンは、比較的素人でも設置工事がしやすいというので自分でやってみた。 |
古い配管を使いまわしすると、トラブルになりやすいと聞いていたので、配管キットを使って配管した。壁の穴明け位置がずれていて、明け直してやっと配管できた。 |
部屋全体を冷やすには中央部分が良いだろうと思い、北側の壁の真ん中あたりに取りつけた。 |
エアコンがカミナリで壊れて、室外機の制御PTを交換してみたが、直らなかったので交換することにした。ヤフオクで個人営業の工事業者が、小遣い稼ぎ程度に商売しているという。問題は無さそうなのでやって貰った。 |
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(その他) | 工事内容 | 協力者、参考資料など | ||
・ヒサシ取付 ・雨漏り対策 ・雨どい取付 ・ドアー付替え ・入口フードの設置
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JA1PEJ, |
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<庇取付> |
<雨漏り対策> |
<雨樋の取付> |
<ドアー付替え> |
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入口に脱いだ靴が濡れて困るし、北風で雨が吹き込むこともあったので、北側の壁に庇を取りつけた。 屋根板との隙間が狭いので、屋根から落ちた雨が風に吹かれて、屋根に吹きかかるらしく、所々屋根の裏側のベニヤ板が腐ってしまった。 |
床のカーペットに、雨漏りしたようなシミがついていたので屋根に上り、雨漏りしたあたりのトタン板を調べてみたが、雨漏り個所が見つからなかった。原因が分からないまま原因となりそうな場所を片っ端からコーキングしてみたが、なかなか雨漏りが直らず、かなり広範囲にコンパウンドを塗りまくった。その後雨漏りは止まったようだが、原因は分からないままだ。 |
庇を付けたが風が強い時には、雨だれが風で飛ばされるので雨どいをつけた。 |
入口のドアーが右開きだったが、靴を脱いで棚に起きやすいように、上下を使えて左開きに変更した。 |
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<入口フード> |
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雨の日、外に靴を脱いで置けないので、フードを付けることにした。壁を長めにして物置替わりにしたり、靴脱ぎ場としてスノコを置くことにした。もっと長くすれば配電盤までカバーできたのだが、予算の関係でここまでしか出来なかった。 |
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JA1YPA |
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