リニアアンプ |
ここでは、オムニバスコンテストクラブで使っているリニアアンプについて、設置した時の様子やメンテナンスで体験したことなどを紹しています。結果を保証するものではありませんが、参考になれば幸いです。
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活動協力者、参考資料など |
コンテスト活動を支えるリニアアンプの整備記録
1.高周波電源を3.5MHz帯用専用リニアアンプに改造
2.リニアアンプの修理
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JA1PEJ,JA1QJK,JH1AZO,JR1RWW,JI1XVE,JH1HLC,JR1PIZ, |
<改造型リニアアンプ(3.5MHz用)>
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<タンクコイルの取付>
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<VVCの取付>
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<コンデンサーの取付>
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ヘンリー製の13メガ帯仕様の高周波電源を入手し、改造してHF帯のリニアアンプとして使うことになった。ここでは、3.5MHz帯なので、スタンバイ回路を追加し、コイルとバリコンを交換した。これ以外の28MHzや、21MHz用はコイル自体は交換せず、巻線をショートして済ませた。各バンド専用なので、バンドスイッチはつけていない。
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タンクコイルの容量は、元々ついていたものから周波数の比率から求めた。コイルは巻き数が17ターン必要だったが、これまでと同じ大きさになるよう細めの6ミリ銅パイプで作った。大きくて自重で変形するので、テフロン製の板と棒を使って固定し、導体の間隔は少なくても1センチ以上開けるよう配置した。
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プレートVCを500pFのVVCに交換した。元のスペースに入り切れずシャフトがはみ出した。回す機会が少ないのでダイヤルは外し、つまみで回すことにした。負荷側のVVCは、シャフトを伸ばして負荷コイルの近くに取りつけ、これまでのダイヤルで回わせるようにした。
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デカップリングコンデンサーも設置場所が無くて、VVCの上側に無理やり取りつけた。コイル類は他の部品と電磁結合し、トラブルことがあるので、なるべく元の場所に取り付た。負荷側のタンクコイルは、どうしても縦向きになってしまった。
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3.5MHz用と21MHz用 |
タンクコイルとVVC取付 |
デカップリングコンデンサーの位置検討 |
完成 |
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アンプの裏側 |
タンクコイル |
負荷側VVC |
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リニアンプの修理など |
コンテスト活動を支えるリニアアンプ修理の記録です |
協力者、参考資料など |
・ 高周波電源をリニアアンプに改造する
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JA1PEJ,
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<高圧ブリーダー抵抗交換>
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<サージアブソーバー焼損>
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<NFB故障>
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<メーター交換>
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高圧メーターが振れないので、メーターシャントなどをチェックした。故障原因はメーター切替スイッチが破損していた。調査中、高圧回路のブリーダー抵抗を壊してしまい交換することになった。容易に手が入らない裏側にあり、周囲の部品を外すさないと交換出来なかった。作業は困難の極みだった。
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トランスの端子についているサージアブソーバーが焼損していた。おそらく誘導雷の影響と思われるが、周囲に燃えるものがあれば火災になっていたかも知れない。
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21メガ用のアンプがNFBが落ちたり、何となく変な動きをすることがあり、NFBの辺りがスパークしているのが見えたので調査した。電源スイッチの端子が緩み、一本だけ手で動くほど緩んでいた。ネジがさび付いて廻らず、CRCを掛けて叩いたらモールドが割れた。容量が30Aで同じ寸法ものと交換した。他でも同じ現象が出ているので要注意だ。
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ジャンク品で購入したため、メーターが数個壊れていた。オークションなどで探したが、同型のシンプソン製はなかなか見つからなかった。
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林道で脇隣地境のサザンカ |
焼損したサージアブソーバー |
壊れたNFB |
壊れていたメーター類 |
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修理後のブリーダー抵抗 |
修理後のアンプの裏側 |
NFB交換中 |
交換後のメーター |
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