コンテストファームの環境改善の一環として行ったクラピア植栽に関する活動の記録です。  協力者、参考資料など

 ・クラピアの定植

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JA1PEJ,

<クラピア成長の流れ>

     
 8月にS1種のクラピアを全部抜いて、K5品種に植え替えた。植える時期が遅かったので、この年は殆ど伸びないまま冬になってしまった。
 5月にS1種のクラピアを全部抜いて、K5品種に植え替えた。植える時期が遅かったので、この年は殆ど伸びないまま冬になってしまった。
 気温が高くなる前にしっかり根付いたクラピアは、評判通りに匍匐し一面に広がったが、雑草には勝てず雑草混じるようにもなった。場所によっては周囲を草に覆われて草取りでは間に合わなくなる所も出てきた。
 途中からクラピアの成育が止まり、衰退する様子が見られた。推定される原因は、除草剤のかも知れないがハッキリとは分からない。2018年からアージランとゴーゴーサンを混ぜて使い始めた。2019年はアージランとセレクトやホーネストなどを使用した。2020年はホーネストやポルトフロアラブルを使用。2021年はポルトフロアラブルだけ使うようになった。2018年に使ったゴーゴーサンと、2019年まで使ったアージランの影響が有りそうだがハッキリしない。
2013年8月 2014年5月 2014年7月 2014年9月
 
2015年9月 2016年9月 2017年9月 2018年9月
 
2019年8月 2020年9月 2021年9月 2022年9月
 

①<クラピアの定植準備>

<アンテナエリア>

<シャックエリア>

 
 クラピアを定植する予定の場所に枯れ木が落ちていたので、邪魔になる大きなものは拾い集めて燃やした。

アンテナエリアにもクラピアを植えることになり、建っワー工事の時に出来た急な段差を解消してなだらかにした。

シャックエリアには伐採した木くずが大量に残っており、片づけるには大変なっ労力を要したが、冬の間にどうにか片づけることができた。(伐採や後片付けの様子は別のページで紹介します。)

 
林道脇のサザンカ アンテナエリア整地 伐採木と落ち葉  
 
枯木等の片付け 整地    
 

②-1<クラピアの定植>

<クラピア苗>

<シャック地区>

<シャック周囲に定植>

 最初はクラピアS1という品種を植えたが、植えて間もなくK5という新品種が発売されたことを知り、やっと根付いて伸び始めたのを、全部掘り起こして植え直すことになった。その後も色々改良されて品種が増えているが、大同小異なのでK5のまま継続している。

クラピアは種苗法で個人が増殖することが禁止されているが、同じ場所に植えるならOKらしい。全面積に植えるには大変な額になるので、時間はかかるが自分で育てることにした。

シャックエリアの東側斜面に定植した。これまで水が無いので、植えた後の水遣りが出来ず根付きが良くなかったが、今回は植えた後にタイミング良く雨が降ったお陰でしっかりと根付いた。植えた後の水遣りが大切なことが分かった。

建物の周辺にクラピアを植えた。宿舎西側には、樹木の切り株が残っているが、クラピアの根付く条件を優先して実施した。建物の周辺

最初に植えたクラピアS1 クラピアK5 物置東斜面 宿舎脇に定植
枯木等の片付け シャック東斜面 シャック周囲
 

②-2<クラピア定植>

<クラピア定植>

 <クラピア定植方法>  

シャックエリアの伐採した場所の定植が終ったので、アンテナエリアの方に移動して定植する。雑草の中に植えたので、雑草対策に苦労した。

ファームの中央部分の伐採木の片付けが済んだので、クラピアを植えることにした。以前、梅雨時期に定植した時、水をやると根付きが良かったので、タンクで水を運ぶことにした。掘り起こした穴に水と化成肥料を入れ、搔きまわして土を練ってから植えると、定植後の水遣りをしなくても根付いてくれるようだ。

 

植えるときは多少手がかかるが、定植したあと水不足で枯れることが殆ど無くなった。ポット苗を仕立てず、繁茂した場所から匍匐茎を抜き取って植えても、同じように根付かせることができた。

 
 
タワー周辺の定植 苗と水タンク  定植方法  
     
     
 

③<クラピア植替え>

<クラピアの成育>

   

一番最初に植えて、やっと育ち始めたクラピアS1だったが、背丈が更に低く、寒さにも強いK5という新しい品種が発売されたので植え替えることにした。先に植えたS1種のクラピアが残って新品種と混じえると、植えかえる意味がないので、注意して掘り起こし取りまとめて枯らすことにした。

気温が高くなる前にしっかり根付いたクラピアは、予想通りに良く伸びているが、雑草が伸びるスピードには勝てず、周囲には雑草が目立つようになってきた。

   
   
植替えため除去したS1クラピア 定植3か月後    
 
 
少し伸びたクラピアS1      
 

④<水遣り>

<夏場のクラピア>

<水不足対策>

<水不足対策>

クラピアの傍に紙コップを埋め、枯れない程度の水分補給を試してみた。場所によっては効果があったようだが、一旦弱ってしまった苗が復活するほど効果はなく、夏場にあまり育たず枯れたのもあった。

植替え時期が遅かったようで、根張りしないうちに気温が上がり、深刻な水不足になった。いろいろな方法を試してみたが、うまくいかず枯れてしまうのが多かった。

乾燥を防ぐためにキッチンペーパーをベタ掛けしてみた。効果が少し見られたが、雨で濡れると水の重みで地面に張り付き、クラピアを圧迫し逆効果だった。

キッチンペーパーの代わりに、根巻き用のコモを試してみた。通気性が良くて、かけっぱなしでも蒸れずに効果はまずまずだった。


コップで水遣り 乾燥して枯れるクラピア キッチンペーパー  根巻用コモ
   
    対策効果  
 

⑤<クラピアの冬対策

     

植替え時期が遅くなり、クラピアが育たなかったので、寒さ対策としてプラスチックカバーをしてみた。霜柱や北風の影響で外れてしまい、期待したほど効果は無かった。、しっかり取りつければ良さそうだが作業が面倒だ。

     
   
防寒カバー      
     
防寒カバー       
 

⑥<化成肥料>

     

クラピアが早く伸びるように化成肥料を与えることにした。初めて使うので使い方が分からないまま、何も調べずに適当に蒔いたら、与えすぎたらしく肥料焼けを起こして、見事に枯れてしまった。ホウキを使って取り除き、何とか全滅することは防ぐことが出来た。

     
化成8-8-8    肥料焼け  
     
     
 

⑦<害虫被害と対策>

<害虫対策>

 <獣害対策>  <獣害対策>

やっと根付いて伸び始めた頃、葉が無くなるのが現れた。最初は何が起きたのかと思ったが、観察するうちに虫のしわざらしいことが分かり、殺虫剤の粒剤を撒いた。 デナポンだったと思ったが、なんか色が違うみたいだ。

植えたばかりのクラピアが掘り起こしされたり、育ち始めた葉が坊主状態に喰われた。殺鼠剤やキツネ尿などの忌避剤も試してみたが、効果はイマイチで被害は無くならなかった。ダメもとで金網で保護したところ、被害は無くなったが、成長すると網が外せなくなるのが、ちょっと厄介だった。

   
 
虫に喰われたクラピア 殺虫剤 ウサギ避け金網   BOBCAT
 
       
 

⑧<バリカン刃>

     

雑草対策が手では間に合わなくなり、草刈機を使うことにしたが、間違ってクラピアを刈ってしまったり、作業がやりずらくて疲れるので、バリカン式の刈刃を購入してみた。間違えて刈るのは無くなったが、刃が減りやすくて耐久性も悪く価格の割には使えなかった。

     
     
草刈丸バリカン      
 
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