2021年12月5-6日 日-月曜日 |
活動概要 | 参加者 |
1.ARRL160mコンテスト参加
|
JA1PEJ | |
<ARRL160mコンテスト> 久しぶりに160mバンドのコンテストに参加。ノイズの中の弱い信号を拾う能力など持ち合わせていないので、容易くコピーできる強い局だけを呼んで回る。リニアが使えず、ベアーフットの100Wでは、いくら叫んでも応答は無かった。以前、アンテナの長さがフルサイズだった頃はもう少し良かったような気がする。エレメントが短くなり、マッチング回路でSWRを調整することになってから、飛びが悪くなった。強度が足りず壊れてしまうので、これで我慢するしかない。どうにか2局だけQSO出来たので、ログを出して足跡を残したい。 |
<設備の不具合> アンテナ自体のSWRは良かったが、途中の同軸ケーブルが悪いらしく、リグの所ではSWRが2を超えていた。同軸ケーブルの不良で、ケーブルインピーダンスの抵抗値が上がるのって、どういう状態なんだろう。ケーブルが不良になるのは、断線かショートするくらいしかないと思うんだが?! りニアンプの方も、TL-922はメータが振れないので使うのをやめたが、動かすのが大変なので、調査もできなかった。FL-7000は高SWRのせいだと思うが、プロテクタが働いてダメだった。まったく応答がなかったが、最後にHL-1Kを使い、2局とQSO出来たのでQRTした。 |
|
ログPC画面 | ||
|
|
|
160m用バーチカルアンテナ | バーチカルアンテナのSWR | |
2021年12月11日 土曜日 |
活動概要 | 参加者 |
1.160mバンド用アンテナの不具合調査など
|
JA1PEJ | |
<不調原因の調査> 先のARRL160コンテストの時、全然飛ばず楽しめなかったのでアンテナ系を調べることになった。同軸ケーブルは、短いジャンク品をつなぎ合わせて使っているので、これまでも断線故障は有ったが、今回は受信が可能な状態だったので、単なる断線とは違うのだろうと思いながら、MFJ-259Bアンテナアナライザーを使い全体的に調査した。 |
<ケーブルロスの確認>① リターンロス測定機能でケーブルロスを測定。指示は5.3dBだった。折り返し往復分のロスだと思うので、実際には半分の2.7dBになるのかと・・・。 試しに7メガ用を測ったら1.3dBだった。ケーブルメーカーのデーターでは、2MHzで100m当たり、8Dタイプで0.85dB位らしいので、7メガ用は、概ね近い値だろうと思うが、160mのケーブルは、ロスが2倍も3倍もあるらしい。今後原因を調べて改善していきたい。 |
|
<ケーブル長の確認>② フォルトロケータ機能で、ケーブルの長さを測定、1000ftを超えていて、実際の長さより異常に長い指示だった。試しに7メガ用を測ると620ft。ケーブルは複数の種類をつなぎ合わせてあるので、波長短縮率が正確には分からないが、おそらく、7メガ用は実際値に近いだろう。どうして1000ftにもなるのか、MFJ259Bのマニュアルでも読んで考えてみたい。 |
<SWR調整>③ 共進周波数が低い方向にずれているので、ラジアルの張り方を変えてみたが、SWRの最良点がバンドの下限付近までしか調整出来なかった。SWR1.5位が使える範囲とすると、バンド幅が60kHz位取れるようなので、共進周波数が1,830kHz付近となるよう、マッチング回路の調整が必要だ。まずは、同軸ケーブルの修復から始めたい。 |
|
ケーブルロスの確認① | ||
|
|
|
ケーブル長の測定② | アンテナのSWR③ | |
2021年12月16日 木曜日 |
活動概要 | 参加者 |
1.160mバンド用同軸ケーブルのチェックなど
|
JA1PEJ | |
<同軸ケーブルのチェック> これまでに調査した結果、同軸ケーブルのロスが増えているようなので、原因として考えられそうな接続部分をチェックした。1、8メガ用のケーブルには、短い残りケーブルを何本もつないだものが使われており、つなぎ場所を探して、シャック側からケーブルを辿っていくと、25m位のところに最初の接続個所があった。 |
<接続状態のチェック>①② ケーブル接続部のテーピングを剥いで状態を確認。接続部は直にハンダ付けされ、外れた形跡も無く異常は無さそう。元に戻そうとテーピングをした。良く観察したら近くに、ケーブ外皮の小さな穴を発見。外皮を剥ぐとケーブル内部に水気があり、シールド線が錆びて緑青がでていた。 |
|
<ロス測定>③ 接続部分でケーブルを切断し、シャックからこの部分までのロスを測ると0.8dBだった。8D-FBにしては少し多めだが、別な保管品の30m位の8D-2Vも測ってみたがほぼ同じ。他バンド用のケーブルも1.8メガに於けるロスは、1.1から2.6dBと、ケーブルの違いで開きはあるが概ね妥当。これといった異常が見つからないので、測定系も含めて再度調べてみたい。 |
<その他> ケーブルに穴が開いていた理由は、6年くらい前にイノシシが荒らした形跡が残っていたことがあったので、もしかしたら、その時に被害があったのかも知れない。 |
|
接続個所のハンダ付けの様子① | ||
|
|
|
ケーブル外皮の傷の様子② | シャックから接続部までのケーブルロス③ | |
2021年12月21日 火曜日 |
活動概要 | 参加者 |
1.160mバンド用同軸ケーブルのチェックなど
|
JA1PEJ | |
<同軸ケーブルのチェック> 電波の飛びが悪いのは、同軸ケーブルのロスが大きいせいかと思ったが、これまでに確認した結果からみると、それほど大きいとは言えないようだ。しかし、問題なしとするには何かおかしいので、ケーブルの接続部分で切り分けながら、ケーブル状況を詳しく調べる必要があるだろう。 |
<ケーブルロス>①② 第一接続点を切断した状態で、シャック側とアンプ側からそれぞれケーブルロスを測定した。シャック側からでは、測定器の誤差0.7dBを引いて0.1dB。アンプ側からは同じく0.7dBだった。うっかりして周波数が若干違うデータだが、合計では0.8dBのようだ。 |
|
<接続部を探す>③ 第二の接続部を探した。アンテナエリアの入り口付近の林道を横切る場所で、ケーブルが土砂に埋もれていたので掘り起こしさなければならなかった。少し先に第二の接続部があり、距離は第一接続点から約16mだった。次回はこの場所の接続状態を確認してみたい。 |
<測定器誤差> 同軸ケーブルを接続しない状態で、ケーブルロスが0.7dBと表示されるのだが、この値は測定器誤差として差し引けば良いものか?同軸コネクターが接触不良になって交換して貰ったことがあるのだが、このことが関係あるのだろうか? |
|
シャックから第一接続部までのロス測定① | ||
|
|
|
アンプから第一接続部までのケーブルロス測定① | 土砂に埋まった同時ケーブルを掘り起こしてチェック③ | |
2021年12月26日 日曜日 |
活動概要 | 参加者 |
1.160mバンド用同軸ケーブルの問題点 2.イワダレソウ防寒対策の手直し |
JA1PEJ | |
<修復方法の再検討> 手持ちのケーブルを使い、錆びた部分を切り取ってつなぎ直そうと思ったが、錆びの状況が予想以上に酷く、長さが長いだけでなく、ハンダ付けも容易には出来そうもないので、修復方法を見直すことにしたい。 |
<ケーブル交換>① 物置に30m位の10D-FBが有ったので、第一接続点から先のケーブルを交換しようと思い、ロスと長さを測ってみたら、ロスが0.2dB位で、長さは28m位だった。 |
|
<同軸ケーブルの接続>② いつものように同軸ケーブルをハンダ付けして接続しようとしたが、表面を紙やすりで磨いただけでは、ハンダが全面に乗らずがうまくいかなかった。錆が網目にしみ込んでいるので、シールド線の全体を磨くなど、ハンダ付けの方法を含め良く検討してやり直すことにしたい。 |
<ビニールトンネルの手直し>③ イワダレソウ防寒対策用のビニールテントが、風でパタパタしていたので、固定用の紐を交換して修復した。これまでは有り合わせの荷造り用の紐を使っていたが、風で煽られると劣化してもろくなり切れるので、専用のビニール紐を使って修復した。これで春まで持つだろうと思う。 |
|
同軸ケーブルのチェック① | ||
|
|
|
同軸ケーブルの接続② | ビニールトンネルの手直し③ | |
Back to Home |