2013年12月03日 火曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
1.8メガバーチカルアンテナの修理、調整など |
||||
<スタブの効果> 6.2mの長さのエナメル線があったので、そのまま延長スタブとしてつないだところ給電点のインピーダンスが1.84メガ位で37Ω-J8Ω位になっているようだ。スタブをつけるとちょうどマッチングが取れそうだが、ラジアルの張り方次第で変動するので、きっちり調整するにはかなり面倒な作業になりそうなので、スタブをそのまま展張してエレメントの下側を延長してみることにした。
<エレメントの延長> これまでもパイプの下側には5m位のワイヤーがぶら下がっていたので、今回の延長で10mを超える長さになる。アルミパイプの長さと合わせてフルサイズにはなるが、1/3位の部分がパンザマストに沿って引き下ろされる形になり、パンザマストの影響が果たしてどうか?といった心配がある。給電点の高さもかなり低くなり、エレベーテッドラジアルはなんとか張れそうだが、地面につく部分も増えそうだ。 取り敢えずラジアルとケーブルをつないでSWRを測ってみたが、やはり1.7位になっていてスタブにした時とほとんど同じ状態だった。給電点インピーダンスを測定するときパンザマストをアースにして測定するのと、ラジアルを使って図るのではだいぶ測定結果に違いがでて訳が分からなくなる。ラジアルの張り方で周波数がずれるので、SWRの様子を見ながらエレメント長を含めて調整することにしたい。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
エレメント延長 | ||||
2013年12月06日 金曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
1.8メガバーチカルアンテナの調整など |
||||
<給電部のインピーダンス> エレメントを延長した状態で給電部のインピーダンスを測ってみたところ、33Ω+j6Ω位だった。給電部にMFJ-259を縛り付けてやっとの思いで測定したのだが、ラジアルの緩み状態が違うし、エレメント取り付け状態もまったく同じとはいかないので、正確ではないかもしれないが目安にはなるだろうと思う。
<エレメントの長さ調整> 給電部のインピーダンスを見る限りでは共振しているようだが、SWRが1.6位あっていまいち具合が悪いのでSWRを下げることにした。 これまでは、周波数を高めにしておき、ラジアルの張り方を緩めに張ると周波数が下がってSWRも1.2位まで下がったので、同じようにエレメントを1m位短くして、ラジアルを緩めてみたがSWRはわずかに下がった程度で1.6位あった。周波数も1.80位でSWRが最良になるようなので、さらに1m短くした。ラジアルは殆ど地面につくような状態だが、1.81メガ位の周波数で、SWRはやっと1.5ギリギリ位までしか下がらなかった。延長した最初の状態で目的の1.815メガにほぼ同調しているようなので、別な方法でマッチングを取った方が良いのかも知れない。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
エレメント長の調整 | ||||
2013年12月09日 月曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
1.8メガバーチカルアンテナの調整など |
||||
<マッチング回路> ラジアルの張り方だけではSWRが下がってくれないのでマッチング回路について少し調べてみた。構造が簡単でしかも作り方も簡単なもはないかと・・・・。MMANAでもサポートされている、LCマッチング、Qマッチ、スタブマッチ、それぞれの回路を見比べてみると、なかなか三拍子揃ったものは無いようだ。
<LCマッチング> 考えていてもしょうがないので、取り敢えず構造は面倒だが調整が簡単そうなLCマッチングの実験をやってみた。コイルとコンデンサーを組み合わせた回路だが、コイルの容量は僅か1.5uHなので、エレメントの一部で肩代わりできないかと思って、コンデンサーだけつないでみたがやっぱりダメだった。教科書通りに長さ1.5m位のエナメル線でコイルを作ってつないでみると、SWRは下がるようだが、同時に共振周波数も下がってしまう。思うに、コイルが直列に入っているのだから当然のことだろうが、このことについては触れていない教科書が多い。これならスタブマッチでも同じではないか。コンデンサーが要らないので構造が簡単だし、スタブをコイル状にすればコンパクト化も可能こなるだろうと思うのだが(正確にはスタブマッチではないのかも)・・・・・。どうしたものかと考えていたら日が暮れて時間切れとなった。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
LCマッチング | ||||
2013年12月12日 木曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
1.8メガバーチカルアンテナの調整 |
||||
<マッチング回路> LCマッチングで調整することになり、コイルを巻いて固定コンデンサと組み合わせてマッチングBOXを作った。コイルは多少多めに巻いて調整できるようにした。コンデンサは実験で分かった数値に近い容量の固定コンデンサに置き換えて作った。
<調整> エレメントを1mほど短くし、コイルのタップを変えながら給電点のSWRの変化具合を確認した。エレメントが少し長いようなのでさらに50cm短くしたところ、1.82MHz付近でSWRが最良になった。コイルは半分位のタップ位置なので2~3μHだろうと思う。コンデンサーが固定なので最良のポイントかどうかわからないし、給電点の状況でバラバラと変化するが、SWRが1.1位まで落ちて、リアクタンス成分が0Ωになっているようなので取り敢えずこれで使えるだろうと思う。 同軸ケーブルをつないで測ったSWRは1.3位で、ラジアルの張り方を変えると20KHz程度共振周波数がずれるようなので、使ってみて必要であればさらに追い込んでいきたい。 リード線の長さなどに不具合があるので、一旦取り外し手直しをしてからしっかりと取り付けることにしたい。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
マッチング回路 | ||||
|
||||
SWR調整 | ||||
|
||||
SWR | ||||
2013年12月17日 火曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
1.8メガバーチカルアンテナの調整と取り付けなど |
||||
<SWR値> LCマッチング回路のコイルの容量とエレメントの長さを変えて、給電点のSWR値が最良になるよう調整した。エレメントの長さは出来るだけ共振周波数に近づくように心がけたが、概ねエレメントを短くした分をコイルにしてインピーダンスを合わせることになるようだ。ラジアルの張り方が変わると変動してしまうが、ラジアルをピンと張ると手が届かなくなるので出来ることには限りがある。まして、コンデンサーが固定式なので完全には調整できないが、概ね満足できる調整が出来たと思う。
<マッチングBOXの取付> 給電点がパンザマストに近いとインピーダンスに影響するようなので、マッチングBOXは2m位の塩ビパイプで突き出した先端に取り付けた。これまでより風の影響が大きくなっていると思うので様子見としたい。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
SWR値 | ||||
|
||||
マッチングBOX | ||||
2013年12月21日 土曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
アンテナ支持柱の補強工事と伐採作業など |
||||
<支持柱の補強> 1.8メガ用バーチカルアンテナのステー支持柱が強風で傾いてしまうこともあるので、支持柱を支える補助棒を強化した。これまではアンテナの方向に1本しか無くて長さも短かったせいか、支持柱が横方向にも傾くので、補助棒を2本にし長さも長くして上部を支えるようにした。支持柱を継ぎ足した足場単管が強風でしなり、ステーが緩むこともあるようだが、まずは鋼管柱の部分がしっかりしたので効果を期待したい。
<伐採作業> アンテナエリアがだいぶきれいになってきたので、シャックエリアも大きくて邪魔になる雑木などは伐採することにした。今日はシャック脇に生えていた桜の木とその周辺の木を数本切った。傾いている方向に切り倒すと簡単だが、焼却処分するときに少しでも楽に運べるように斜面の上の方に倒すことにした。これから先どこまでできるかはまったくの未知数だが、出来得る限り快適に過ごせるコンテストファームを目指して環境整備をしていきたい。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
支持柱の補強 | ||||
|
||||
伐採作業 | ||||
2013年12月24日 火曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
伐採と枯れ木処理作業 |
||||
<伐採作業> シャックエリアに残っている立木を北側から南に向かって片っ端から伐採することにした。冬になって葉が落ちて枝だけなので片付けるのはだいぶ楽なのだが、今日は5本しか伐採出来なかった。斜面に曲がって生えているので、狙った方向に倒すのは結構難しく、クサビを使ってやってみたがうまくいかなかった。面倒でもワイヤーで引いたほうが確実なようだ。
<枯れ木の処理> 伐採作業の傍ら焼却炉で枯れ木を燃やして片付けた。この前運んで置いた分は午前中に終わってしまったが、運ぶのに疲れて午後はそれほど捗らなかった。春に伐採したものは2m位あるので、運ぶにも燃やすにしても少し長すぎたようだ。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
伐採作業 | ||||
2013年12月26日 木曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
伐採と枯れ木処理作業 |
||||
<大木の伐採> 斜面の下の方向に曲がって生えていている大きな桜の木を切った。片づけやすいように上に向かって倒す予定だったが、それなりの方向倒れてしまった。クサビを打ったり、ワイヤーロープを掛けて引いたがどうしても思った方向には傾いてくれなかった。予定していない方向に倒れたので他の木に引っ掛かって傾いた状態で止まってしまい、後処理が余計面倒になってしまった。まだまだ腕を磨かないとキコリにはなれそうもない。
<記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
大木の伐採 | ||||
|
||||
伐採状況 | ||||
2013年12月28日 木曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
||
伐採と枯れ木処理作業 |
||||
<根こそぎ倒木> 枝が引っ掛かって倒れなかった木が、帰った後に倒れていた。どう見ても外れないだろうと思ったが、寄りかかった木が根こそぎ倒れてしまった。意外と根が浅かったようだ。倒す手間は省けたが、やはり斜面の下に向かって隣地に倒れた。枝打ちして片づけようとしたが、斜面を下りたり昇ったりしての運搬作業は、疲れてやってられないので、あとでユンボでも使ってやってみることにしよう。
<進捗状況> これで4回目。シャックと工作室付近に生えていた立木はダイブ片付いてきた。なるべく斜面の上に向けて倒したいのだが、下の方に曲がっているのは、なかなか思った方向に倒れなくて困る。いろいろやってみるうちにもう少しは上達するかも知れないが、素人のやることだからこんなものだろうし、・・・。けがをしないだけでもいいだろうと。 <記:JA1PEJ(中村)> |
|
|||
根こそぎ倒木 | ||||
|
||||
伐採状況 | ||||
Back to Home |