2012年12月02日  日曜日

参加者

JA1PEJ

3.5メガ用のバーチカルアンテナの不具合調査、ローテータ交換作業準備など

バーチカルアンテナのSWR不具合

3.5メガ用の3エレ垂直アンテナのSWRが悪化し、とび具合も良くないので原因を調べてみたが良く分からなかった。SWR計の測定では全く問題なかったので発見が遅れ、この前のコンテストでは残念なことになった。確認している不具合現象は 、出力が25Wを超えるとSWRが急激に2.5以上になり、パワーを下げても悪化したSWRは戻ることは無い。送信をやめるとSWR値は元に戻ってよくなるので、ちょうどどこかでスパークしているような現象なのだが、見える範囲の主要な部分にはスパークした痕などはなかった。ダミーロードを使って不良箇所を切り分けたところ、どうやらビーム切替リレー回路が原因らしいことが分かったが、目で見たり絶縁計で確認した範囲では異常は見えず原因は分からなかった。

 

ローテーター

14メガ用のローテーターが南東方向で時々動かなくなる現象があったが、この前のコンテストのとき全く動かなくなり焦った。恐らく遊星ギアー辺りの部分破損と思われるので交換する必要がありそうだ。保守部品を調べてみたが、エモトのローテーターは外観では型名が分からず分かりにくい。動きそうなものは何個かあるが、1105かそれ以上のもので無いと強度的にもたないと思われるので、型名の見分け方から知らべることが必要だ。

 

雪の影響は?

今年は早々と初雪が降った。雪の影響でアンテナが壊れたこともあるので、冬の時期は不安材料が増える。今回の雪はそれほど多くなかったので、見たところ問題は無さそうで良かった。これからは季節風も強くなるので心配が増えて困る。

<記:JA1PEJ(中村)>

SWRチェック
ローテータ
 アンテナ 
 
 
 
 

2012年12月05日  水曜日

参加者

JA1PEJ

3.5メガ用のバーチカルアンテナの不具合調査、7メガ用K9AYアンテナの整備など

バーチカルアンテナのSWR不具合調査の続き

エレメントを切り離しながら調査していたところ、SWRのが悪くなったまま元に戻らなくなり、SWR計でもSWRが3近くを示すようになった。どうやら、アンテナ切替回路の一部に原因がありそうなので詳しく調べるために取り外して持ち帰ることにした。

 

K9AYアンテナの整備

7メガ用の南向き受信用アンテナとして、ループ型のK9AYアンテナを設置する計画が進んでいるが、WWコンテストなどで工事が中断してあまり進んでいなかった。CQWWが終わって今年のコンテスト活動が一段落したので、アンテナ工事を再開することになった。夏ごろから南北ビーム用のひとつのエレメントを張って使ってみた。切替回路も無い状態なので、ビームの切れなど特性の良し悪しを確認できる状態ではなかった。このアンテナは東西方向にもエレメントを追加すれば、4方向へビーム切替が可能になるので、4方向に展開してその効果を確かめてみることにした。今日はエレメントを追加しただけで時間切れとなった。まだビーム切替回路が出来上がっていないが、リレー制御用のケーブルが入手出来たら製作して試してみたい。このアンテナはコンパクトで製作は容易なのだが、ゲインがマイナスゲインなので、ビーム特性を効果的に利用した混信防止が主目的となり、送信には使えない。また、片端を接地する必要があり、地面近くに設置されるために弱い信号は聞こえないようだ・・・・・・。

<記:JA1PEJ(中村)>

リレーBOX
K9AYアンテナ
 K9AYアンテナ 
 
 
 
 

2012年12月10日  月曜日

参加者

JA1PEJ

7メガ用受信アンテナの整備、シャック内の整備作業など

7メガ受信用のK9AYアンテナ

CQWWコンテストに合わせて急いで設置したが、切替回路などが間に合わなかったので、あまり効果は無かったようだ。しかし、ビーム切替が出来て初めて効果が期待できるものなので、もう少し実験を続けてみることにした。エレメントワイヤーと終端抵抗を切替えるために、タブン使わないだろう思われる、古いローテーター用のケーブルを使って、リレーBOXからシャックまで引いた。リレーが小さいのでケーブルは細いもので間合いそうだが、制御用の2芯とリレー電源用として最低でも4芯のケーブルが必要。ローテータ用は太さが0.5sqありもったいないくらいだが、屋外なので太い方が安心はできそうだ。

早速国内のラグチューを聞きながら、リレーを動かして見たところ、信号は変化するもののイマイチのような・・・・・。今後切替スイッチBOXを作って、もっといろいろな信号を聞いてみたい。

 

シャック内の整備作業

中断していたオペデスクの電源やケーブル配線の整理整頓作業を再開。残っていたデスクのうち28メガ用のデスクを整備した。電源コンセントをデスク壁側に打ち付けた木板に取り付けた他、パソコンやリグの電源線などを整理して固定した。28メガのデスクにはLANのHUBがおいてあるので、LANケーブルも整理しないとならないが、面倒なのでそのままにしておいた。気が向いたらまたあとでやろう。やりたいことはまだいくらでもあるし、後から後から出てくるんだが・・・・・。

 

雪が降って

今年は早々と雪が2回も降ったが、この前より少し多かった。しかし、昼頃には少し日差しもあって、帰る頃には殆ど消えてしまった。帰り道から眺める山の風景は日が当たってアンテナが良く見えた。

<記:JA1PEJ(中村)>

 
 
 
 
 
 
 
 

2012年12月14日  金曜日

参加者

JA1PEJ

7メガ用受信アンテナの整備、シャック内の整備作業、燃料補給など

3.5メガのバーチカルアンテナの改修

位相切替回路のSWRが時々悪化していたが、ついに悪くなったまま元に戻らなくなったのでリレーを交換した。リレーの仕様が変わって接点数が減ったので、回路も変更して芯線だけ切替えることにした。またこれまでの物では耐圧が不足するようなので、接点をシリーズにしてみた。接点のギャップは大きくなったが、接点面積が小さいので、電波を出しながら切替えるとまた壊れそうな気がする・・・・・・・ま、安物リレーなので仕方ない。

 

7メガ受信用のK9AYアンテナ

前回の動作テストではどうもイマイチだったので、配線をチェックして極性などが間違っていないことを確認した。しかしどうしても、極性を反転した時の動作がおかしいので、切替BOXを持ち帰って詳しく調べてみることにした。

 

燃料補給

このところ晴れた日が続いて林道の状態が少し良くなったので、発電機の燃料を配達して貰った。満タンにするとコンテストが概ね4回くらいは運用できるようだ。それにしても燃料代が高くなってきてやってられなくなりそうだ。

<記:JA1PEJ(中村)>

切替リレー

K9AY給電部

燃料補給

 
 
 
 

2012年12月16日  日曜日

参加者

JA1PEJ

7メガ用受信アンテナの整備、3.5メガバーチカルアンテナの整備など

3.5メガ用バーチカルアンテナの改修

この前のチェックではアンテナチューナーは問題ないと思ったが、どうもおかしいのでふたを開けてみたらバリコンがスパークして羽根が変形していた。取敢えず修正してSWRを図ってみたが、切替回路がうまく動作していないようだ。接点の耐圧を確保するため、リレーの接点数が不足したので芯線側だけを切替えるようにしたが、このあたりがおかしいのかも知れない。もう一度回路を検討して作り直すことにした。

 

7メガ受信用K9AYアンテナの動作チェック

ビーム切替回路を作り直したので、再度取り付けて動作チェックをしてみた。多少変化しているようだが、耳で聞いた感じではそれほど大きな差は無いようだ。FB比としては10dB程度しか取れていないようだが、ローカルエリアのラグチューより、8エリアの信号で比べた方がレベル差が感じられるので、DXの信号だともう少し違いが出るかも知れない。もう少し時間をかけて確認してみる必要がありそうだ。

 

その他

この前燃料補給をしたときに添加剤を入れてなかったので、忘れないうちに入れておいた。タンクの上から注ぎ入れるので、入れたままではタブン混ざらないだろうと思い、少しかき混ぜてはみたが、果たしてどの位かき混ぜればいいのかよく分からない。

最近はユンボを使う作業が無くバッテリー上がりが心配なので、エンジンをかけてみた。思ったとおりだいぶ与太っていたが何とか始動は出来た。しばらくかけておいたので、タブン充電出来たろうと思う。外に置きっぱなしで、錆びてボロボロになったけど、いつ必要になるか分からないので捨てる訳にもいかない。

<記:JA1PEJ(中村)>

アンテナ整備作業

 
 
 
 
 
 
 
 

2012年12月19日  水曜日

参加者

JA1PEJ

3.5メガ用バーチカルアンテナのビーム切替回路修復とシャック内の整備など

3.5メガ用バーチカルアンテナの修復

ビーム切替回路のリレーを交換した際、接点数が足りないので芯線側だけ切替えるような回路にしたところ、同調が取れず動作がおかしくなってしまった。

回路を元に戻して作り直し調整したところ、チャンと同調が取れるようになった。SWR値が1.5以内のバンド幅は50KHzくらいあるようで、ビームを切替えてもSWRが大きく変動するようなことも無かった。国内の7エリアやローカル局の信号を聞き比べたところ、マズマズのビーム特性が出たり、出なかったりして、定量的には確認できなかった。リレーの接点容量が小さいので耐力に不安があるが、ベアフットでチェックした範囲では、これまで起きていたSWR値の変動が無いようなので、先ずはひと安心だ。

 

その他

強い風が吹いていたが、空が青くてきれいだったので、アンテナの写真を撮りに南側の山に登った。タワーを建設していた頃は、雑木が伐採された時だったのでタワーがよく見えたのだが、今では木の高さが20m近くなっていて、頂上まで登ってもアンテナを見渡すことはできなかった。辛うじて木の間からアンテナが見える程度だった。あれから20年近く経ってしまった。年の経つのは早いものだ。

<記:JA1PEJ(中村)>

SWR調整

SWR上側

SWR下側

 

アンテナ風景

 
 

2012年12月23日  日曜日

参加者

JA1PEJ

シャック周辺の雑木伐採作業など

雑木の伐採

シャックの近くに立っているクランクアップタワーに、受信用のトライバンダーを上げることになったので、邪魔になる周囲の雑木を数本伐採した。近くにある物置や宿舎を壊さないように、反対側に倒さなければならないので結構厄介だった。準備が面倒だと思っていい加減にやったら、物置の方に倒れてしまい、ビニールトタンが2,3枚壊れた。

いろいろやってみると、クサビを打ったり、ロープで引くなどすればうまくいくことが分かった。宿舎の屋根に覆いかぶさっていた木は、途中まで切ってからロープで引き倒したので、確実に狙った方向に倒すことができた。肩に力が入り思いのほか疲れた。終わる頃にはチェーンソーを持っているのも苦痛だった。安物って小さいものでも重いんだよねぇ・・・・・

タワーの上がすっきりして、3エレくらいのトライバンダーなら上げられそうで良かった。

 

その他

クランクアップタワーはもう10年以上も使っていないので、ウインチのモーターが使えるかどうか不安だったが、試したところ何とか回るみたいなので、アンテナを取り付けたあとで途中まで伸ばしたら、ロックして上げっぱなしにおくのがいいかも知れない。その他、ワイヤーロープは大丈夫そうだが、滑車軸の磨耗状態を確認しておいた方がよさそうだ。

<記:JA1PEJ(中村)>

雑木伐採

雑木伐採

タワーの周辺

 
 
 
 

2012年12月25日  火曜日

参加者

JA1PEJ

WiMAX端末の接続テストと50MHz用アンテナの撤去工事など

WiMAX

インターネット接続がイマイチ不安定なので、何とか改善できないかとURoad-Homeという端末を試してみた。外観が今のUSBとは比べ物にならないほど大きいので、アンテナへの取り付け位置の調整を行うには構造を変えないと難しそうだ。アンテナの位置が分からないが、借り物なので開けて見る訳にもいかないし、傷をつけるわけにもいかないので、簡単に取り付けて接続状態やスピードなどを試してみた。

アンテナの調整はあまりできていないが、電波の強さは、やや弱い1、といったところで、スピードとしてはやっと1MBPS程度だった。これまでより2割くらいスピードアップしたようだ。もう少しチャンと調整すればもっと良くなるような気がする・・・・。変えてみる価値は有りそうだ。

 

アンテナ撤去

クランクアップタワーにハイバンド用のトライバンダーを上げることになったので、これまで上げていた50MHz用の6エレ八木と、430用の八木アンテナを撤去した。50MHz八木はまだ使えそうだが、430の方は錆びて残骸になっていた。インターネットが使える前はこのアンテナで辛うじてパケットクラスターをつないだものだが・・・・・・。時代は変わったな。

<記:JA1PEJ(中村)>

WiMAX端末

坊主のタワー

 

 

 
 
 
 

2012年12月29日  土曜日

参加者

JA1PEJ,JE1PMQ

3.5メガ用バーチカルアンテナの動作チェックなど

アンテナチューナー

3.5メガ用バーチカルアンテナの動作チェックを行った。以前からアンテナ全体の動作チェックをしてみたいと考えていたが、人手と時間が無くてなかなかできなかった。アンテナがイマイチ不調なのだが、アンプの動作もどうもおかしいような気がしていたので、シャックとアンテナ現場に分かれて、パワーを増減させながら動作状況を詳しく確認した。

ベアーフットでは特に問題なく動作することが分かっていたので、アンプを入れた状態で、パワーを徐々に上げながら、アンテナの反射電力やアンプのプレート電流などを確認した。

出力が半分を超えるあたりから、アンテナチューナーの内部でスパークするような音が聞こえ、アンプのプレート電流やリグのモニター音などの動作もおかしくなることが分かった。

 

チューナーを外して空けて見ると、前回に修正しておいた部分が同じように変形していて、多少修正した位では使い物にならないことが分かった。修理交換してもエアバリコンでは恐らく持たないだろうと思うので、3.5メガ専用のチューナーを作ろうかと材料を探してみた。以前アンプを改造したときのコイルが出てきたが巻き数が足りないようだ。コンデンサーは円盤コンデンサーやVVCがあったので、適当に組み合わせて使うことにしたいが、収容するBOXが無い。

 

仕事収め

ファームの仕事は今日で終了。一年間ご苦労様でした。

 

<記:JA1PEJ(中村)>

アンテナチューナー

代用可?

仕事納め

 
 
 
Back to Home