2012年10月02日 火曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
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バンド間のカブリ現象の調査など |
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<ワイドバンドレシーバーの混変調対策> 14メガに落ち込んでくる混変調妨害波の発生元を特定するには、検知器自体の混変調特性が発生元よりも良くないと、切り分けが出来ないので、フィルターを作ってみることになった。21か28のうち片側だけ落とせばいいので、取敢えず21MHz用を作ることにした。 受信用のBPFでも効果がありそうだが、持ち歩いて使うには使い勝手が悪いので、レシーバーに直接付けられるようなものを作ってみた。手間が掛からないように超簡単なものにしたが、こんなものでも製作に半日かかってしまった。完成して特性を見ると15dB位しか減衰していない。2段型のはずだが、どうみても減衰極がひとつしかないのでこんなものだろう。コイルを小さいコアーで作ったら容量が少し足りなかった。固定コンデンサーだと周波数が変えられず不便なのでトリマーコンデンサーに替えてみた。
<効果は・・・・> 早速試してみた。時間が無くてよく調べてないが、どうも大した効果は無さそうだが・・・・・・。もう少し減衰量を確保しないと、、、、。 <記:JA1PEJ(中村)> |
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21MHz用BEF | ||||
特性 | ||||
2012年10月06-07日 土曜日、日曜日 |
参加者 |
JA1PEJ、JG4KEZ,JA1CTB |
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WW-SSBの事前準備とカブリ問題の調査と対策など |
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<混変調波の探索> アルインコのレシーバーで混変調波の出所を探った。レシーバー単体の混変調現象を防止するために、BEFを急遽改良して減衰量をアップした。BEFを取り付けたレシーバーで、アンテナエリアをくまなく歩き回った。混変調のレベルが高くなる場所が、21のアンテナから3.8のアンテナまでの範囲には絞られたが、発生元を特定することは出来なかった。
<3.8メガからのカブリ問題> 3.5メガを送信したときに、混変調波問題とは状況の違う妨害波が出ているので状況調査をした。発生する妨害波を注意深く聞いてみたところ、スパークによるものではないかとと言うことになり、推定される部品を取り外して問題は解決した。
<アンテナケーブルの巻き付き> 7メガのアンテナが先の台風で回転してしまい、同軸ケーブルがタワーに絡み付いている様子だったので、谷澤さんに確認して貰い修復した。1回転半も廻ってケーブルが張り詰めていたようなので、大事になる前に修復できて助かった。やはり、フットワークの良いメンバーが設備の保守には欠かせないようだ。
<FT-1000MP> 宋樂さんが、7メガと14メガのリグをFT-1000MPに交換してくれた。無期限で使用出来るらしいので、混信のひどい7メガはこれまでより楽になるかも知れない。
<記:JA1PEJ(中村)> |
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JA1CTB | ||||
JA1CTB | ||||
JG4KEZ | ||||
2012年10月11日 木曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
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カブリ問題対策用フィルターの製作と実験 |
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<28MHz用BEFの製作> 21メガの設備において28メガからの影響を受けて、14メガの相互変調波が発生している可能性が考えられるので確かめてみることになった。手っ取り早い方法として、21のリグに取り付けて、28メガの信号が21メガのセットに入らないようにするためトラップフィルターを製作した。 WEBで見つけたフィルター設計ツールを使って、3段のバンドエリミネーターを設計してみた。コイルはトロイダルコアーを使い、コンデンサーはトリマーコンデンサーを使って実験してみることにした。実験では精々2、3W位しかパワーを出さないので、部品は小さな容量のもので済ませた。 この前作ったBPFと同じようなものだが、まずは実験用なのでバラック式に組み立てた。
<フィルターの特性> 一応、トリマーコンデンサで同調を取って実験用周波数にあわせてみたが、減衰量が20dB位しかとれず、これでは効果があるかどうか疑問だ。何かおかしいみたいなので再度点検して改良する必要がありそうだ。
<記:JA1PEJ(中村)> |
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28MHz_BEF | ||||
BEF特性 | ||||
2012年10月15日 月曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
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カブリ対策の実験と受信用アンテナの設置準備など |
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<28MHz用BEFの効果テスト> 28メガのBEFを金属ケースに入れて、21メガのリグの出力コネクターにつないでみたが、14メガのリグで聞いた妨害波の強度は変わらないようだ。BEFはケースに入れてもバラックとでも特性は変わらず、20dBそこそこしか取れない。しかし、もしここを通って入る28メガが混変調現象の要因となっているのであれば、20dBのレベル差が有れば何らかの変化が現れても良さそうな気がするんだが・・・・・。外れなのだろうか・・・・・・
<21メガのBPFの効果テスト> BEFが効果ないなら、、、、。と、シンワ製のBPFで実験してみた。だいぶ古い製品で、作りも今のものとはだいぶ違う。特性を測ってみたらやはり14や28あたりだと10dBやっと位の減衰量しか取れていない。21のBPFとのことだが、中心が25メガ位になっている。殆ど効き目は無いが、妨害波の強度が僅かに下がるような感じがしたようなしないような・・・・・と、言ったところだ。スイッチで切替でもしないとその差は分からない。もしかしたら、21の2倍(42メガ)付近の減衰が効いてくるのかも・・・・。
<受信用アンテナの準備> アンテナが北を向いているときに、アジア方面から弱い信号で呼ばれたときのタイムロスが問題だという意見が多いので、取敢えず南向きの受信用アンテナを検討してみることになった。夏の頃からループアンテナの実験をしてきたが、K9AYという変形EWEアンテナが結構良く聞こえるので、チャンと使えるような形に設置して様子見ることにした。アンテナエリアには場所も無いし、ケーブルを引くのが大変なので、シャックの南側を少し整理して、設置方法検討してみることにした。まずは笹刈りをして様子を見ることにした。シャック付近はノイズが多いので、ノイズ対策が必要だろうが、南側斜面に南向きのアンテナなら何とか使えるだろうと・・・・・・。ローバンド用はビバレージが簡単で良さそうな気がする。 <記:JA1PEJ(中村)> |
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28MHzBEF | ||||
21MHzBPF | ||||
笹刈り作業 | ||||
2012年10月18日 木曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
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カブリ対策の実験と受信用アンテナの設置など |
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<21メガのBPFの効果テスト> 前回メーカー製のBPFを入れたときに、やや改善の兆しが見えるような気がしたので、もっと特性の良いフィルターではどうかと思い、W3LPL型BPFで試してみることにした。受信用に作られたものなので、壊れる心配もあったが、FT-920の送信パワーを目いっぱい絞ると、約3Wくらいの出力になるようで、何とか壊れずに実験が出来た。 しかし、この位のパワーだと妨害波のレベルがSメーターでは確認できず、音だけで判断することになり、非常に分かりにくい。フィルターを入れると妨害波は僅かに下がるようだが、20dBとか30dBといった状況では無く、効果があると判断できる状態ではなかった。 もっともBPFが効果的であるならば、既に入れてるICEのBPFでも効果が確認できても良さそうな気がする。
<受信用アンテナの設置> シャック南側の斜面に生えている雑木を3本ほど伐採し、少しだけの設置場所を確保した。使い物になるかどうか、まずは試してみないと何とも言えないし、受信専用アンテナなので、エレメントが木の枝に掛からなければ良いだろうと考え、必要以上に木を切り倒すことはしないことにした。 鉄パイプを打ち込んで基礎を作り、グラスポールを縛り付けた。EWEアンテナの変形型で、エレメントの片側をアースに落とすため、地上高く設置しないので、周りが開けてないと困るのかも知れないが、南側斜面に設置するので南向きのアンテナとしては具合が良さそうだ。1波長より短いコンパクトなループアンテナで、設置工事は実に簡単だし・・・・・・。こんな簡単なアンテナがうまく行くとも思えないのだが・・・・・・うまくいくといい・・・・・。 <記:JA1PEJ(中村)> |
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21MHzBPF | ||||
アンテナ工事 | ||||
アンテナ工事 | ||||
2012年10月20日 土曜日 |
参加者 |
JA1PEJ、JG4KEZ |
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受信用アンテナの設置とログPCのメンテなど |
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<受信用アンテナの設置> 受信用アンテナに同軸ケーブルをつないで、シャックまで引き込んだ。受信専用なので同軸ケーブルには3D-2Vを使った。ノイズの影響を避けるためにシャックから離れた場所に設置したので、ケーブルの長さは35mほどだった。グラスファイバーポールを少し持ち上げて、地面から60cm位のところに給電部を取り付けた。 同軸ケーブルは地面を這わせて引き込んだ。線が細いので保護カバーでもつけないと耐久性の問題がありそうだ。取敢えず南方からの信号に対する効果をみてみたい。
<ログPCのメンテ> WTログのDATファイルを更新し、CQ WW用のログファイルを準備した。 <記:JA1PEJ(中村)> |
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K9AYアンテナ | ||||
アンテナ特性 | ||||
JG4KEZ | ||||
2012年10月24日 水曜日 |
参加者 |
JA1PEJ |
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発電機のオイル交換と受信用アンテナの聞き比べなど |
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<ディーゼル用エンジンオイル> 20リットルのペール缶1個で、2台の発電機のオイルを交換できるのだが、予備機の方は使用頻度が少ないので今回は交換しなかった。前回の分が12リットル位残っていて、購入した分は3リットルしか使わなかった。これまで交換したときは17リットルくらい入ると思ったが、15リットルでゲージの上側まできていた。少し回してからもう一度確かめたほうが良さそうだ。それにしてもガソリンの価格上昇とともにオイルの値段もだいぶ高くなったものだ。
<受信用アンテナの性能> 受信用アンテナと4エレ八木とを聞き比べをやってみた。受信用アンテナは南向きビームなので、北方向に向いている4エレ八木より強く受かる信号があるかと思ったが、4エレ八木の方が断然強力に受信できるようだ。地面すれすれのアンテナと30mHのアンテナで比べても比較にならないだろうか。TRXのATTで確認したところ、12~18dBの差が感じられるので概ね計算通りかなぁ。受信アンテナは垂直ビームなので、もっと遠くの信号だと変わらないだろうか・・・・・・・。やはり受信用アンテナとして送信アンテナと分離するには、、、、。役不足かな、、、、惜しいなぁ・・・・・・・。 <記:JA1PEJ(中村)> |
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オイル交換 | ||||
2012年10月27--28日 土--月曜日 |
参加者 |
JA1PEJ、JE1PMQ、JG4KEZ、JH6OPP、JF6DEA |
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CQ WW-SSBに5名でM/M参加 |
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<定刻にスタートしたが> コンテストスタートの9時には菊池さんと2人しかいなかったが、スタート直後に他の2名も到着し、ほぼスタートから4名で運用が開始された。午後になって木下さんが福岡から飛んできてくれた。谷澤さんが急遽来れなくなったので、日曜日の夕方からは3名での運用となった。参加者は少ないので、M2TXに出るのがいいのでは?との声もあったが、 これまでM/Mでやることに専念して準備してきたことが悔やまれるので、少々背伸びをすることになるがM/Mに参加した。
<結果は・・・> 3.8メガが50局、7メガが600局、14メガが850局、21メガが1260局、1300局ほどだった。だいぶ楽しめたが局数はそれほど伸びず、記録更新はならなかった。
<受信用アンテナの効果は・・・> 今回初めて7メガ用に準備したループアンテナは、やはり少し受信感度が低いために、特に使い方を工夫しないと役に立たないのかも知れないが、、、、。この先どうするか、、、。まだ結論は出ていないが、あまり深入りしても無駄だし・・・・・。
<記:JA1PEJ(中村)> |
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OPP,KEZ,PMQ | ||||
PMQ,DEA,KEZ | ||||
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