2012年09月01日--03日  土曜日--月曜日

参加者

JA1PEJ、JE1PMQ、JA1CTB、JM1UWB、JJ6WYS

ALL ASIAN DXコンテストに参加

ALL ASIAN DXコンテスト

総勢5名でマルチマルチ部門に参加。珍しくスタート時に全員集合した。設備が3バンドしか立ち上がってなかったが、なんとか昼ごろには全部立ち上がり、それぞれ一人ワンバンドずつオペレートができた。

1日目はハイバンドのコンディションが良くて深夜まで28メガや21メガが運用できた。しかし、二日目のコンディションは一気にさがり、全てのバンドが夕方になっても全く静かな状態になった。さらに月曜日の朝はコンディションの低下に加えて、参加局数も減って聞こえる局は激減していたようだ。

何はともあれ、今回は久々に気合の入った運用で自己記録を更新出来たことが大きい。

 

7メガのアンテナ点検

7 メガのアンテナが風で廻ってしまい同軸ケーブルがタワーに絡みつきそうだったので、初めてきてくれた樋口さんに早速昇ってもらい修復できた。やっぱり若い人はパワーフルで頼もしい。

 

14のアンテナトラブル

14メガのアンテナが時々SWRが悪化するらしく、アンプの保護回路が働いてアンプの動作が停止した。雨が降ったタイミングで悪化するような感じもするので調査することにしたい。

 

バンド間のカブリ

アンド間のカブリ対策が遅れていて、今回のコンテストでも殆どのバンド間で影響があった。運用出来ないバンドもあり、パワーを極端に下げたり、S&Pに廻るなどの対応でしのいだが、かなりの数の交信ロスが出ている。

<記:JA1PEJ(中村)>

オペレート状況
一休み
 
   
 
 
 
 

2012年09月07日 金曜日

参加者

JA1PEJ

アンテナエリアの草刈りと測定器チェックなど

草刈り作業

この前刈ってから2ヶ月経ち、ススキなどが50~60cm位に伸びてきた。アンテナのメンテナンスで歩き回るには不便なので草刈り作業を行うことにした。ススキ以外の草はそれほど伸びていないので、今年は草の伸びが少し遅いのかも知れない。

最初にタワーやケーブルルートに沿った部分だけ刈り取りしたが、少し時間と体力が残っていたので、特に伸びがひどい部分一面を刈り取った。アンテナの保守作業には具合が良くなったと思われるので、次回の草刈りは伸び具合を見ながら実施することにしたい。

 

燃料運搬用タンク

林道の状態が悪くなってこれまで配達を頼んでいたガソリンスタンドから断られてしまった。先日は菊池さんの紹介で、別なスタンドにお願いして何とか運んで貰ったが、車が壊れそうとか言っていた。この様子だといつでも運んで貰えるとは限らないので、自分の車で運べるように予備タンクを購入してみた。軽油か灯油なら特に規制も無く乗用車で運んでもOKらしいのだが、さてどんな具合になるのやら・・・・・。

 

カブリ対策の準備・・・・

対策までにはまだ遠い道のりだが、、、、、、、。スペアナで送信波の観測でもしようとしたが、どうも調子がおかしく画面に何も出てこない、、、壊れたかも。。。。。。なんてことだ・・・・・。こんなことでは、間にあわんぜ!!!ネットアナでもインプット端子だけを使って見れるようなので、次回はネットアナで見てみるかな。ネットアナは使い方が分からんのだが・・・・・・・。

<記:JA1PEJ(中村)>

草刈り作業
燃料補助タンク
 
   
 
 
 
 

2012年09月09日  日曜日

参加者

JA1PEJ、JE1PMQ

測定器の使い方の練習などなど

送信波形の観測など>

バンド間のカブリ問題の解決に欠かせない測定器だが、これまで使っていたスペアナが壊れたので、ネットアナの受信機能を使ってやってみた。フィルターなどの製作に使うつもりで少し前に入手したものだが、これまでには殆ど使ったことが無いので操作方法がさっぱり分からず、マニュアルを見ながらアレコレ使い方を調べた。取敢えず送信キャリアーの画像は見えるようになったが、何がどうなっているのか・・・・・・。

作業の最中に、アンテナのSWRが高いことを発見し、アンテナ切替リレーの所で、アンテナ側をダミー終端したところ、この前と同じくアンテナのSWRがおかしくなっていることが分かった。今日は菊池さんが来てくれて二人で作業したので、こういう作業は非常にやりやすくて大いに助けられた。

 

草刈り作業

夕方になって日差しが少し弱くなってきたので、カミナリが来る前に少しだけ草刈り作業をした。1時間ほどでアンテナエリアの南側の一部が刈り終えた。以前よりだいぶ刈りやすくなったし、まだそれほど伸びている訳ではないので作業は楽だった。

 

林道のぬかるみ

林道の車のワダチに雨水が溜まると土がやわらかくなり、車が通るとあっという間に泥沼になって始末に終えなくなるので、たまった雨水を排水しながら林道を下りた。山を下りながらいちいち車を止めて、スコップで土を埋める作業は面倒なことだが、泥沼で車が泥だらけになるのも厄介なことだし、、、、、。アンテナのメンテだけでも大変なのに・・・・・・・・・。

<記:JA1PEJ(中村)>

実験中
送信キャリアー図
PMQさん
 
 
 
 

2012年09月15日--16日  土曜日--日曜日

参加者

JA1PEJ、JE1PMQ、JA1CTB、JG4KEZ

14メガ用アンテナのSWR悪化修理作業など

アンテナエレメントの修理

14メガのアンテナが、この前のAAコンテストの途中からSWR値が上がり、他のバンドへのカブリなども増えてとても使用できない状態になった。この前の調査では、送信状態ではSWR値が高いものの、アナライザーでは正常値を示す状態だったために、原因の絞込みが難しく、アンテナ以外の要因なども推測した。しかし、工事直前の調査でアナライザーでも、SWR値が大きいことが確認できたので、推測していた確認作業などは省略し、タワーに昇っての修理作業となった。

大掛かりな工事になるので、多くの人手が必要になることから、前もってMLで協力を呼びかけたところ、4名のメンバーが集まってくれた。朝の9時ごろに集合し、何とか1日で作業を済ませたいと、早速作業に掛かった。

アンテナをマストから一旦取り外し、タワーに沿って大きく傾けた状態で給電部分をチェックしたところ、給電部のインシュレーターに焦げ跡を発見した。絶縁不良になっている様子なので交換することにした。また工事直前にリフレクターのエレメント欠けが見つかり、当然ながら一緒に修理することになった。ラジエーターとリフレクターの2本のエレメントを一旦取り外して、地上で修理することになった。

故障の原因が分かり対策が見えた所で、昼食時間となったので一旦作業を中断した。昼食後作業を再開し、2本のエレメントは難なく地上に下ろされた。地上でエレメントを磨いたり、折れたエレメント交換して修理を済ませた。いざ取り付けよう!となったところで、天気予報通り激しい雷雨となり、またまた作業を中断することになった。2時間ほどの中断の後に作業を再開し、辺りが少し薄暗くなりかけた6時頃に無事完了した。これからは段々夕暮れが早くなるので、作業の段取りも夏のようにはいかない。

SWRは元の状態より、むしろ良くなったのではないかと思えるほどで、14.200MHz付近で1.0だった。

 

高所作業

今回は菊池さんと谷澤さんがタワーの昇ってくれた。高所作業はなかなかお願いしにくいものだが、最近ではもはや背に腹は替えられないのも現実になってきている。二人ともタワー工事は経験もあり、作業自体は安心してみていられる状態だったので本当に助けられた。

 

MFJ-259による調査

MFJ-259による故障ポイントを測定したところ、およそ300ftXvfと出た。いろいろなケーブルをつないでいるので、短縮率もあいまいで、フォルトポイントはいまいち断定できなかったが、ケーブルの途中では無さそうなことが分かり、作業時間の短縮になった。

<記:JA1PEJ(中村)>

作業中
地上の様子
待機中
 
お疲れ様
 
 

2012年09月21日  金曜日

参加者

JA1PEJ

混変調で発生すると思われる妨害波の探索実験など

実験の準備

バンド中にバリバリと入ってくる混信波の発生元を探索するために、持ち運べるアンテナを作ってみた。レベルの高い基本波を受けてしまうと受信機が飽和しやすくなるので、かなり小さい寸法にしてみた。というか、ちょうどこの寸法の同軸ケーブルが有ったのが理由だが、、、、。このアンテナをワイドバンドレシーバーに取り付けて妨害波探索の実験をやってみた。

21メガと28メガで同時に電波を出さなければならないのだが、電波を出しっぱなしにする訳にもいかず、何か仕掛けを準備をしなくてはならなかった。アレコレ考えたが、結局タイマーを使って、5秒間隔位にPTTスイッチを押すことにした。バラックで床に並べて何とか実験をスタートした。

 

結果

シャックの中で妨害波を補足できたので、シャックから出てアンテナエリアに向けて探索した。基本波が強すぎると妨害波も強くなりすぎて分かりにくくなるので、存在が分かる程度にまで送信出力を絞って探索した。送信出力は10W以下だった。途中ケーブルに近づくとレベルが上がるようだが時間が無くて詳しくは見ていない。

初めて間もなく雨が降り出し実験は十分出来なかったが、21のアンテナ付近でも高いレベルになっていた。エリアの中央付近では殆ど分からないレベルに下がっていた。アンプは動作していないが、アンプ収容庫周辺でレベルが高いことは無さそうだった。28のアンテナ付近も調べられなかったが、もう少し時間をかけて探してみると何か分かるかも知れない。

 

FT-920の電池交換

実験を始めたときに28メガ用のFT-920のパワーが10W位しか出なかった。メモリー周波数なども何か変なので、メモリーをリセットしてみたら直った。バックアップ用電池の電圧が手元にあった電池より少し下がっていたので交換しておいた。

もしかしたら、リグの寿命かも知れないが、、、、、。良く分からない。

<記:JA1PEJ(中村)>

探索用アンテナ
テスト中
FT-920
 
 
 
 

2012年09月26日  水曜日

参加者

JA1PEJ

カブリ対策に関する調査、雑草などの除草対策など保守メンテ作業

混変調の発生元

混変調の発生元が受信機外にありそうなことが分かってきたが、どうもはっきりしないので、何か切り分ける手法は無いものかと・・・・・。大した測定器があるわけでもなく、ATTを入れてレベルを下げるくらいしか出来ないが、どうも受信機ではなさそうだ。受信機の混変調特性が分かればと思うが、、、、、。

 

送信タイマー

一人では実験用の電波発射が出来ないので、タイマーを使って自動送信する仕掛けをバラック配線で作った。自動的に電波を出せるので、シャックを離れて一人で妨害波の探索などの実験が出来るようになった。不便さは残るが無くては実験にならないので大いに助かった。

 

除草剤の散布

刈払機で草刈りが出来ない器物周辺に除草剤を散布した。シャック周辺からケーブルルート、タワーの周辺やアンプ小屋の周辺などが対象だ。アンテナエリアは、タワーのステーやアンテナのラジアルなどもあり、数十箇所になる。山の斜面を重いタンクを背負って歩き回るのは、体力のいる重労働だ。

<記:JA1PEJ(中村)>

妨害波対策テスト
送信タイマー
除草剤散布
 
 
 
 

2012年09月30日  日曜日

参加者

JA1PEJ、JE1PMQ、JG4KEZ

21のアンプ交換とカブリ調査、コアー対策など

アンプの交換作業

21のアンプが調子悪いので交換した。宋樂さんがオークションでゲットし持ち込んでくれたFL-2100Bを使うことになった。壊れたSB-2000DXは当分修理が出来ないのでそのままとした。TL-922もチョークコイルが焦げているのでいずれ修理が必要だが・・・・・。

 

コアー対策

コネクター取付け板でアース共通になっていることで、アンテナ側から入ってくるコモンモード電流が何かの悪さをしているのでは無いかと言うことで、同時ケーブルにコアーを少しだけ入れてみた。21と28から出てくる14メガの混変調波をシャックで聞いた実験においてレベルの変化は無かった。

 

混変調波の分布状況の探索

21と28で電波を出しながら、14メガの混変調波をレシーバーを使って探索した。シャック付近から21と28のアンテナやアンプ付近をはじめ、アンテナエリア全体の混変調波の状態を探索した。タワーや宿舎、工作室などの金属部分から混変調波が強くなるポイントが確認できたが、混変調波の発生元と判断できる切り分けは出来ていない。

<記:JA1PEJ(中村)>

KEZ
コアー対策
お疲れ様
 
 
 
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