2012年04月01日   日曜日

参加者

JA1PEJ

アンテナの方向合わせなど(7MHz用)

7MHz4エレ八木

少し前から強風が吹いたときに少しずつアンテナの方向がずれていたが、ついに反対方向を向いてしまったので修正することにした。方向合わせだけなので大した作業ではないが、やっぱりタワー昇りは緊張する。ステーがだいぶ緩んできたのでタワーのゆれが多くなったかも。

マストクランプのUボルトを緩めてから一旦タワートップまで上がり、ブームを持ってまわさないとならないので、少しでも風が吹いていると、方向を合わせてネジを締めるまでに、勝手に廻ってしまってやりにくい。ロープか何かで縛っておけばできるかも知れないが・・・・。幸い風が殆ど吹いていなかったので、2回ほどトライして何とか狙った方向に合わせることが出来た。

 

ネジの緩み

Uボルトは17ミリのネジなので、かなり強く締められるが、閉めすぎるとマストクランプが割れるし、ある程度の強風が吹いたときは滑って廻る位の方が破損などのトラブルが少ないので、手加減して閉めるようにしている。

タワー本体のネジが緩むことは殆ど無いのだが、ローテーター周辺のネジは緩むことが多いようだ。今回もUボルトのネジはスパナで簡単に廻る程度に緩んでいた。また、ローテーターの取り付けネジが抜け掛かっていたが、締めようとしてもまったく廻らなかった。緩んだまま噛んでしまったのかどうか分からないが、ネジが細いので無理にまわすと切れるのでそのままにした。

ネジが長すぎて閉めこんだままと言う記憶もないのだが、、、、。

 

掲示板

コンテストのときなどにオペレート順番などを掲示できるように、シャックの入り口の横にコルクボードを取り付けた。ホワイトボードみたいに書き込みが出来たほうが使いやすいかも・・・。皆さん運用当番はちゃんと守りましょう!

<記:JA1PEJ(中村)>

Rotor for 40m
Sked, bord
 
 
 
 
 
 

2012年04月04日   水曜日

参加者

JA1PEJ

3.5MHz用バーチカルアンテナのエレメント傾きの修復など

3.5MHz用バーチカル

エレメントステーが外れてエレメントが傾き、吹き続ける強風でエレメントが今にも折れそうなほど傾いていた。何はともあれ、外れたステーを仮につないで、曲がったエレメントの修復作業に掛かった。3本のエレメントとも、支持金具がずれて北側に傾いており、ステーは傍のヒノキの枝に絡んでしまい取り外すのに苦労した。幸いエレメントにはダメージが無かったので何とか無事に復元できて良かったと思う。

鋼管柱に登って支持金具の取り付けネジを緩めたが、ステーが効いていて腕力ではどうにも動かなかった。ステーを緩めたり引いたりしながら何とか修復できた。風が吹いていなければ、ステーを一旦外せばもっと楽に作業が出来たと思うが、アンテナがベコベコにしなっていて、ステーを外す訳には行かなかったので余計な苦労をしてしまった。

 

1.8MHz用のバーチカル

3方向に2段とっているステーが南側だけ上下2本とも切れた。しかし奇跡的にもエレメントは無事だった。いったいどの位ゆれたのだろか?とても信じられない気分だが、持ちこたえてくれたことには感謝したい・・・・。

下側のステーは地面近くで切れていたので、何とかつなぐことが出来た、上側のステーはエレメント取り付け部分で切れたしまったので、簡単にはつなぐことは出来ない。当分修理は難しいのでは無いだろうか。

デベロープの切れた理由が良く分からないが、使い方がどうも難しいような気がする。古くなって外皮が老化したり、冬の寒いときにロープが曲がるようなときには簡単に折れて切れてしまううだ。ゆれるだけでも大きく揺れると、曲げる力が働くのではないだろうか。金具の部分で擦れるようなケースがあったのかも知れない。上側は大した加重ではなので4m/mを使ったがもっと太くないとむりなのか。

 

屋根のビニールトタン板

宿舎の庇が割れて飛んでしまった。だいぶ古いのでバリバリになってもろくなっていたようだ。そろそろ張替え時期かと思ってはいたが、厄介なことが一度におきるのが困るんだよね。

大勢に影響は無いのでアンテナの修復が先にならざるを得ないだろう。

<記:JA1PEJ(中村)>

曲がったエレメント
修復後
  切れたデベロープ
 
  壊れた屋根
 
 

2012年04月07日   土曜日

参加者

JA1PEJ、JE1PMQ、JR8VSE

1.8MHz用バーチカルアンテナのステー交換するために取り外し作業

エレメント取り外し工事

佐々木さんと菊池さんが応援に来てくれたので、少々風が吹いていたが工事を敢行した。工事を始める前は大したことも無さそうに思えたが、アンテナを下ろし始めてステーが緩むと、エレメントはとてつもなくしなり、隣のアンテナと接触するほどだった。

固定金具に横方向の加重が掛かり、簡単には降りなかったが、数センチずつ面倒を見ながら下ろした。何度も経験したことだが、やはりステーが絡んだり、ロープが絡んダリして、簡単には下りなかった。しかし、今回は2人の作業員が地上に待機しいろいろフォローしてくれたので、自分はパンザーに上ったままで済んだ。とてもじゃないがそう何度も上り下りが出来る体力は無いので大いに助けられた。

風が吹かなければそれほど苦労する作業ではないのだが、このところ毎日のように強い西風が吹いている。今日も作業をほぼ終えた2時頃には猛烈な風が吹いて砂埃が舞っていた。

 

デベロープはなぜ切れたのか?

今回ステーに使っている4ミリのデベロープが切れてしまったのだが、原因が良く分からない。切れ後を見るだけでは、単純に強度不足のように見えるが、周囲に施したテーピング部分が異常にめくれている。何かがテープをむしりとるようなことをしなければ付かないような形状なのが気に掛かる。

もしかするとカラスが捕縛部分に止まって、黒い自己融着テープを食いちぎるようなことは無かったのか。その際にデベロープにも傷が付いてデベロープの強度が著しく低下したような推測も出来るのだが・・・・・。

また、強烈な振動によって金属疲労に似た亀裂が生じたのではないかと推測することも出来る。特に一度ワイヤークリップを使って留めた部分はその可能性が高いような気がするのだが・・・・・・・。

<記:JA1PEJ(中村)>

切れたデベロープ
下ろしたエレメント
 
    
 
    
 
 

2012年04月10日   火曜日

参加者

JA1PEJ

1.8MHz用バーチカルアンテナのステー取り付け作業

デベロープの端末処理

100mのデベロープを現物合わせで長さを決めて3本に切断した。斜面に設置しているので、3方向ともみんな長さが異なる。取り外して測れば簡単だが、なかなかそうも行かない事情があって作業は容易ではなかった。

何とか長さが測れて3本に切断できたので、エレメントに取り付ける部分をシャックルで接続できるように、ワイヤーコースターを使って端末処理をした。ワイヤークリップで留めることも可能とのことだが、少しでも強度低下をさせないために、3本編みにして端を銅線でバインドした。この方法は前回からやっているが抜けることは無かったし、バインド線によるロープ被服へのダメージも無さそうだ。前回バインド線が緩んですっぽ抜けないようにと、バインド線の上から自己融着テープを巻いたが、黒いダンゴ状態になった部分が、カラスの餌食になったようなあとがあるので、今回はテーピングは止めることにした。

 

エレメントへの取り付け

エレメントへの取付は前回同様シャックルを使ってつなぐことにした。エレメントへの取り付け金具は、アルミ板を曲げて作ったものだが、強度的には十分のようなのでそのまま使うことにした。シャックルを掛けるリングは、チェーンを切断して作った楕円形のリングでクロメートメッキだがさびていなかったのでこれもそのまま使うことにした。

シャックルの抜け落ち防止用の銅線によるバインド線は、クロメートメッキと電触を起こして錆びてしまうので、被服つきのIV線で縛って置くことにした。何十年も持つとは思えないので錆びても大した問題ではないだろうが・・・。

<記:JA1PEJ(中村)>

下段分の3本
端末処理方法
  取付の様子  
 
    
 
 

2012年04月12日   木曜日

参加者

JA1PEJ

1.8MHz用バーチカルアンテナのステー取り付けとエレメント引き起こし作業

ステーの取り付け

ステーの取り付け場所はこれまでと同様エレメントの根元から12mと21mの位置に取り付けた。ステーを取り付けたバンドは十分な強度で留まっていると思われるが、ずり落ちないようにパイプ接続用のボルトに引っ掛かる場所を選んで取り付けた。

 

エレメントの引き起こし

ステーが取り付いたエレメントを引き起こして、ステーを仮固定して立ち上げ工事の準備をした。エレメントを吊り下げた位置が少し先の方に偏っていたので、エレメントがかなり撓んだが折れなくて良かった。風も少し吹いていたので写真を撮る余裕など無かった。

 

ステーの仮固定

エレメントを引き起こしたあと、ステーを3方向に振り分け、それぞれのステーを支持柱の所定の位置に仮留めした。ステーは長さがはっきりしないことや、手が届かないこともあって、支持柱に滑車を取り付け、地面から引いて長さを調整できるようにした。

滑車に掛かる部分はデベロープでは切れてしまうので、ステンレスワイヤーにつなぎ替え無ければならず、結構手間のかかる作業だった。

<記:JA1PEJ(中村)>

下段のステー
上段のステー
  引き起こし完了
 
    
 
 

2012年04月15日   木曜日

参加者

JA1PEJ、JE1PMQ

1.8MHz用バーチカルアンテナの設置工事

エレメントの引き上げ

天気が良くて風は殆ど無風状態だったが、ステーが効いてないとエレメントが大きく傾き、引き上げ作業は楽では無かった。久しぶりの作業だったこともあり、予想外に時間が掛かりくたびれた。事前に準備していた北側と西側のステー機構は想定通りうまく機能した。ステーを張ってエレメントがまっすぐになったところで本日の工事は終わった。苦労はしたがマズマズの出来ばえだ。

 

エレメント固定金具

エレメントは自作した金具を使ってパンザマストに固定しているが、ホームセンターではクロメートメッキのネジしか手に入らず、錆びてしまい不安があった。インターネットで探したら大阪の業者が亜鉛どぶ付けメッキのネジを小口販売もしてくれると言うので早速注文してみた。しっかりしたメッキでネジ自体は安いのだが、送料が割高になってしまうのがちょっと・・・・・・。しかし、アンテナ工事にはドブ付けメッキが一番間違いない選択だと思う。

 

 

共同作業

アンテナ工事は一人で殆ど仕事にならないが、2,3人でやれば殆どの作業が可能になる。今回はアンテナ下ろし作業に佐々木さんと菊池さんが、アンテナ設置作業には菊池さんが参加してくれたのでホント助かった。大いに感謝したい。

<記:JA1PEJ(中村)>

設置済みエレメント
PMQ工事長!
 
    
 
    
 
 

2012年04月17日   火曜日

参加者

JA1PEJ

1.8MHz用バーチカルアンテナの給電部取付と動作チェックなど

給電部の取り付け

アルミパイプの長さが31mしかないので、不足する分のワイヤーをパイプの下側につなぎ、その先に給電用のバランとエレベーテッドラジアルを取り付けた。これまで使っていたワイヤーエレメントは少し細くて心配だったので、3ミリくらいの銅線に交換した。ラジアルはこれまでのものをそのまま使った。

 

SWRチェック

イノシシに切られたり、工事で外したりしていたラジアルを修復してSWRをチェックしたところ、1.8MHzのバンド内で1.5以下になっていた。とりあえず使える状態なので調整はしなかった。

<記:JA1PEJ(中村)>

給電部の様子
SWRチェック
 
    
 
    
 
 

2012年04月19日   木曜日

参加者

JA1PEJ

3.5MHz用バーチカルアンテナの取付ネジ交換と位相給電の調整作業など

錆びたネジの交換

強風で傾いたのを修復したときに取り付けネジがだいぶ錆びていたので、亜鉛ドブ付けメッキのネジに交換した。エレメントにはステーがとってあるので、取り付けネジを1本外してもアンテナが横に曲がるようなことは無かった。錆びたネジを取り外すのにエラク時間が掛かったが、無事に12本全部のネジを交換した。

 

給電位相の確認

アンテナを修復したついでに、以前から気になっていた給電部の位相を確認してみた。ビームの切れがいまいち物足りなく感じていたが、やはり給電位相がずれているようだ。

おかしなことに、NW方向の移送はほぼ設置当時のままだったが、NEビームはどこがどうなったか分からないほどずれていて、ラジアルをいろいろ張りなおしてみたが、さっぱり調整出来なかった。いずれじっくり時間を掛けて調査をしてみたい。

 

パンザマストの傾き修復

前回完治したはずの1.8MHzのアンテナが、ヨクヨク見ると支持柱のパンザーマストが東に少し傾いていた。修復するには早い方が良いと思ったので早速取り掛かった。木の根っこにワイヤーを掛けてシメラーで引いたら簡単に修復できた。まだまだ根本が良く固まってはいないようだ。

パンザーマストが真っ直ぐになったら、エレメントのステーが引っ張られて反対方向にぐにゃぐにゃ曲がり、前よりもみっともない状態になってしまった。6本のステーを引いたり緩めたりしてやっと真っ直ぐに修復できた。

<記:JA1PEJ(中村)>

NWビーム
NEビーム?
 
    
 
    
 
 

2012年04月21日   土曜日

参加者

JA1PEJ

3.5MHz用バーチカルアンテナの位相給電の調整作業

位相ケーブル

前回どう考えてもおかしな位相差になっていたが、再度確認したら設計通りの位相差になっていた。どうも間違えたようだがはっきりしない。45度の位相ケーブルでは位相差がはっきりしないので、90度の位相ケーブルに交換してみた。

 

位相確認

オッシロスコープの画面は上からNエレメント、Eエレメント、Sエレメントの順で、NEビームではNとEの位相が120度から145度くらい遅れている。Nエレメントが25度くらい余計に遅れている原因は不明。

NWビームではNとSエレメントがほぼ同じく90度遅れている。

SEビームではEとSエレメントの位相が110度から120度ほど遅れている。Sエレメントの方が遅れている原因は不明。

 

位相差の違い

位相ケーブルは同じ長さの同軸ケーブル2本を用いて、リレーで切替えているが、つながるエレメントによって50度近い差が出るようだ。特にNエレメントでの遅れが大きい。エレメント構造はまったく同じだがラジアルの張り方や、周囲のタワーの状況が異なるのが要因だろうと推測される。

実験をするたびに新たな現象が出てきて混沌としてきた。アレコレやっても無駄骨になりそうなので、この辺で一旦調整作業は終わりにして実際に使って確かめたいと思う。

<記:JA1PEJ(中村)>

NEビーム
NWビーム
  SEビーム  
 
    
 
 

2012年04月25日   水曜日

参加者

JA1PEJ

TL-922の保守と宿舎の庇修理準備など

パワーサーミスター

TL-922が冬の寒いときに良く故障するが、フィラメント回路のラッシュ電流を防ぐと効果があるらしいということなのでやってみることにした。

大きなアンプでよく使われるステップスタート回路と同じような機能がサーミスター素子を使うことで簡単に実現できるのがうれしい。

フィラメント回路には大きな電流が流れるので、小さい素子では容量がもたないが、フィラメントトランスの一次側に入れると小さいサーミスターで間に合うし、配線の変更なども容易く出来る。トランスの巻き線の両方に入れることもあるらしいが、部品が足りなかったので、片側にしか入れなかった。サーミスターによる一次側の電圧低下は2Vくらいなので、改めて電圧調整などの必要は無さそうだ。

 

焦げたRFC

いつ焦げた高分からないが真っ黒に漕げて、今にもショートしそうだったので、巻きなおして修理した。取り外して容量を測定したら、約82μHだった。同じ太さのホルマル線があったので同じように巻いたら、容量も殆ど同じになっていたのでしばらくは問題ないだろうと思われる。28メガに使っている922はまったく問題になっていなかった。もしかしたら1.8メガに使ったときに何か問題が出やすいのかも知れないが・・・・・。

ついでにグリッドのRFCも巻き線がくっついてしまっていたので予防交換しておいた。

 

3-500Zの故障

1.8メガに使っているTL-922は、サーミスターを取り付けてフィラメント電圧を測ってみたところ、電圧がおかしいので良く見たらフィラメントが点灯していなかった。調べてみたところフィラメントの端子が接触不良になっていた。熱の影響でピンの半田付けが取れる、と言う話は聞くが経験するのは初めてのことだった。真空管の足の接触部を、一旦外してきれいに磨いてから半田付けをやり直しておいた。再発するかも知れないが、当分は使えるものと思う。さらに、この球はプレートキャップのネジが緩んでいたので閉めなおしたが、出力が出ずに相当に発熱していたのかも知れない。ちゃんとメンテナンスしないと、無用な出費が増えるばかりだな。

 

その他

宿舎入り口の庇が先日の強風で一部壊れてしまった。だいぶ以前に作ったもので、もう交換時期になっているので、トタン板を全部取り替えることにした。近くにホームセンターで材料を買って店の軽トラックを借りて運んだ。昔は良くこんなことをやったものだが、久しぶりにまた戻ってきたようだ。

<記:JA1PEJ(中村)>

サーミスター取付
焦げたRFC
  RFC製作
 
    
 
 

2012年04月28日   土曜日

参加者

JA1PEJ

宿舎入り口の庇の修理作業

日曜大工

宿舎の入り口の庇が先日の強風で壊れたので修理をした。この庇は最初のシャックとして、20年近く前に宿舎を建てたときに、自分で作った庇で、ビニール製のトタン板はボロボロになっていた。何度か破れて雨漏りしたこともあったので、下地の垂木も腐っているのもあった。最初に自作した建物で構造などもかなり幼稚な作りになってなっていることもあり、修理するより作り変えることにした。梁に使っている足場単管はそのまま使えた。壊すのに半日かかったうえに、材料の寸法が短かくて継ぎ足す作業などがあり、思ったより手間が掛かってしまった。壊れなければ修理をする気にもならないが、必要と有れば仕方ないけど、やれば何とかなるものだ。

<記:JA1PEJ(中村)>

取り壊し中
工事開始
  完成
 
    
 
Back to Home