2011年02月11日  金曜日 雪

参加者

JA1PEJ、JI6BRB

 

== 今日の出来事 ==    ARRL-CWコンテストの事前準備を兼ねて、160m用ビバレージアンテナの実験や設備の確認を行った。

<ビバレージのノイズ調査

これまで何度かビバレージアンテナを張ってみたが、ノイズが多くて使い物にならないので、ノイズ状況を調査することにした。

テストしたビバレージはエレメント長が約300m程。東、西、南の3方に向けて張ってみた。1本分しかないので、次々と張り替えて実験をした。

最初、西に向けて張るとノイズがSにして2~3。バーチカルではS5から7だった。

次いで、東に向けて張ると、Sが6~7。バーチカルでも同じ6~7で同じ。

更に、南に向けて張っても、ノイズ量は同じくらいだった。

再び西側に向けて張ってみたところ、ノイズ量はやはりSで6~7位だった。

結局、ノイズ量は最初のときだけ低かったが、その後は6~7でどの方向も殆ど同じだった。しかし、バーチカルのノイズは最初から最後まで殆ど変動が無かった。ビバレージだけノイズが変動しているらしいが詳細は分からなかった。

<ビバレージの指向特性の実験

信号を受けたときの指向特性の実験をしてみたところ、はっきりと信号の聞こえ方が変化するのが確認できたので、多少ノイズが多くても、指向特性によって信号の聞こえ方には変化のあることが分かったので、いずれ2面のビバレージを設置して効果を試してみたい。

<TL-922の修理

FANが壊れたと思ったが、勘違いだった。回路図を見ながらチェックしてみたが、ロック回路のスイッチが切れてFANが廻らないだけだった。球を交換しただけで修理は済んでいたようだ。数時間しかヒートランしなかったが、今度の球は動作しているようでまずは良かった。

<その他

雪が降っていてアンプ関係は動作させれなかったが、リグとログパソコンの動作状態をチェックして、大雪に追われながら退散した。

<記:JA1PEJ(中村)>

ビバレージ材料
TL-922修理
システムチェック
 
 雪景色
 
 

2011年02月19日(土)~21日(月)  晴れ

参加者

JA1PEJ、JI6BRB、JG4KEZ、JK2RCP

 

== 今日の出来事 ==    ARRL-CWコンテスト参加

<参加状況

今回のARRL-CWコンテストは、参加者が延べ4名だったが、2名が48時間、2名が24時間ずつの交代参加となり、マルチオペレーター2TX部門に参加することが出来た。

スタート30分前に集合出来たことで、いつに無くスタート時刻から運用を開始した。スタート時点のバンドコンディションは、21と14しか開けてなく、2TXによる運用がちょうどよい状態だった。

<設備状況

マズマズの状態でスタートしたと思われたが、あとからイロイロと問題が出てきて、一時はボロボロ状態になった。一部は運用中に修理して運用が続けられたが、7メガ用アンプの不具合は最後まで残ってしまった。3.5のバーチカルに一部不具合があったが、概ね良好に動作したので、結果的にはマズマズの成果が得られたものと思われる。

 

<サマリー

ARRL INTERNATIONAL DX CONTEST -- 2011
BAND QSO QSO PTS STATES/PROV
160 39 117 14
80 146 438 31
40 625 1875 53
20 887 2661 53
15 468 1404 42
10 2 6 2
-----------------------------------
Totals 2167 6501 195 = 1,267,695

<記:JA1PEJ(中村)>

KEZ&BRB
RCP&KEZ
 
  
 
   
 
 

2011年02月26日(土)晴れ

参加者

JA1PEJ

 

== 今日の出来事 ==    7メガ用リニアアンプの修理作業と燃料補給

<アンプ修理

先週のARRL-CWの最中にパワーが出なくなったアンプの修理を行った。終段はOKのようだが、ドライバー段のIPが流れず、原因はドライバー回路周辺にありそうなことが分かった。

6146を交換して修理完了かと思われたが、交換してもIPは流れなかった。

ドライバーユニットを取り外して、内部を点検したところカソード回路の抵抗器が真っ黒く焼け焦げていた。結局、6146を2本と、カソード抵抗器100Ωを2個交換してやっと修理が終わった。

 

<故障原因は??

故障原因は、はっきりとは分からないが、オーバードライブによって6146のグリッドタッチが起こり、バイアス電圧が上がり、過大なプレート電流が流れたものと思われる。終段の負荷が軽い状態なのと、ドライバー段のチューンもずれていて、終段管にはそれほど大きなIPは流れず、保護回路が十分働かなかったのでは無いだろうか。

<記:JA1PEJ(中村)>

壊れた6146
焦げた抵抗
 
  
 
   
 
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