2009年10月3日 土曜日 曇り

参加者

JA1PEJ,

== 今日のテーマ ==   160m用のアンプ作り作業の続き 

<真空管の実装

増幅回路はGKでやることになり、プレートとグリッドの間にアルミ板を置いてシールドすることにした。冷却はプレート側から吹けば効率よく吹けるが、グリッド回路をシールドする構造が面倒になる。真空管を上下逆さに実装して、 冷却はフィラメント側から吹く構造とした。グリッドのツバが出ていて通風のジャマになって、改良が必要かも知れないが、取敢えずこれでやってみることにしたい。

プレートとグリッドのタンクコイルの大きさをある程度決めて、仕切り板の取り付け位置を決めることになる。ケースの周りの板が外れないので、作業性も考慮してスペースを確保しなければならない。

 

<・・・・。

工作室で黙々と作業をしていたら、突然ブーーンンと音がして一匹のスズメバチが顔をかすめて飛んできた。恐らく外から入ってきたのだろうと思うが、なかなか出て行く気配が無い。急な動きをすると威嚇してくる。知らん振りをしていてもいいが、一度刺されたことがあるので気が気ではない。入り口の戸にとまっているときに、首尾良く2枚のガラスの間に閉じ込めた。隙間からキンチョールを吹き込んで様子を見ていたら、段々弱ってきてそのうち落ちてしまった。どこから飛んできたのか分からないが、近くに巣を作っていたら厄介なことになる。ヤレヤレ。

 

<記:JA1PEJ(中村)>

 

プレート側
グリッド側
 
 
 
 
2009年10月10日 土曜日 晴れ 参加者 JA1PEJ,JE1PMQ
== 今日のテーマ ==   アンテナのチェックと160mリグの設定。防犯カメラのハングアップ不具合改善の検討 

<台風の被害は・・・・

結構強い風が吹いた台風18号。被害状況が心配だったが、なんとか持ちこたえてくれたようだ。一番心配していたのが160m用のひょろひょろアンテナだが、毅然とした形で残っていた。他のバンドのアンテナはみんなビームなので、見かけはOKでもローテーターなどの破損があるかも知れない。まだ詳しくは調査しきれていない。3.8や7メガ用の大きいものは、タワーに上ってみないと同軸の様子がいまいちは分からない。余興で上れるほど体力が無くなったので不安が全て解消したわけでは無い。何はともあれ、SWRを図って電気的な確認を行ってみた。

3.8の2エレ八木はどうやらローディングコイルが緩んできたらしい。20kHz程度、周波数がバンドの上側すれすれのところに上がってしまったようだ。なんとか我慢して使用できる範疇か。今年はもう直らないだろうなぁ~。。

 

<・・・・。

160m用アンプ製作は、まだまだ進捗感が見えるほど進んでいない。タンクコイルの取り付けが大きなポイントになりそうで、コイルの大きさと形状によってはこの先の工程にも大きく影響する。先ずはタンクコイルの大きさと配置を決めたいところだが、コイルの製作まで手が回らなかった。

 

160m用のリグを設置した。 使うことも無いので一番最後になってしまったが、ケースにステンシル文字の塗装が出来たので、160m用デスクに固定した。約半年振りに再びフルセットのリグが揃った。しかし、果たしてフルセットのリグが活躍する日はくるのだろうか?

 

<記:JA1PEJ(中村)>

 

 
 
 
 
 
 
 
 
2009年10月12日  月曜日 晴れ 参加者 JA1PEJ
== 今日のテーマ ==   160mアンプ作りとその他 

<タンクコイルの製作

真空管の設置位置から推測すると、概ね20センチ程度のタンクコイルが構造上具合が良さそうなので、UV-250とかいう塩ビパイプに胴パイプを巻きつけてタンクコイルを巻いてみた。約10mの胴パイプで20ターン巻けた。密着巻きで巻いてみたら線間がくっついた状態になった。

固定するためにはサポート機構を別途考える必要があるが、簡易インシュレーターで線間を線径の半分くらい開けて絶縁し、容量をチェックしたら27μHとちょうど良さそうな容量になっていた。

グリッド側のタンクコイルは、2ミリのエナメル線を60ミリ位の直径に密着まきで巻いてみた。こちらはエナメル線なのでそのま容量をチェックしたら約33μH位だった。これももう少し引き伸ばせば容量も下がってくるので、取り付け構造を検討しながら容量調整をすることにしたい。

 

<ライブカメラ兼防犯カメラ

回線がモバイルなので、効果的なシステムつくりは難しいが、無いよりはマシと言うことで計画を進めていた。メタル回線が無いことがネックになり、なかなか既成の製品では見つからず、あっちこっちからアプリを集めりツグハギして作った。まだ完全ではないが、なんとかメンテナンスしながらなら使えそうな程度になってきたので仕掛けてみた。当分は止ったり動いたりするだろうが、パソコン技術の習得にでもなればよしとしたい。

 

<記:JA1PEJ(中村)>

 

 
 
 
 
 
 
 
2009年10月17日  土曜日 曇り 参加者 JA1PEJ,JE1PMQ,JF6DEA,JG4KEZ,JH6OPP,JJ6BRB,JE8XEO
== 今日のテーマ ==   来週のWW-SSBコンテストに向けて、ローテータとリニアアンプの動作確認を実施。

<ローテーター動作

ローバンドの大型アンテナを回すには少し小さ過ぎるローテータを使っているため、マストっクランプの部分でスリップしてアンテナ方向がずれてしまうことがある。半年に一度くらいこまめに点検すると良いのだが、そう度々やる訳にも行かないので、来週末のWW-SSBコンテスト参加を機にアンテナ系の直前総点検を行った。点検の結果、ローバンドの大きなアンテナは30度から45度ほど方向指示計が狂っていたが、全てのアンテナが360度全方向の回転が可能なことが確認できた。

360度表示のコントロ-ラーは針をずらして修正。90度表示のローテータでは指示形の真北方向にマーキングをして指示計の読みを補正しながら使用することにした。

 

<アンプ類の動作確認

アンテナの次に故障の多いのがリニアアンプであり、毎回何かしらの不具合が発生している。電源が全て問題なく投入できて、ヤレヤレと思ったのもつかの間。28メガ用がIPは流れるものの、パワーが僅かしか出なかった。パワーメーターが狂っているわけでも無さそうだが、詳しいことは分からなかった。次回コンテストの合間に調査する必要がある。

その他、14メガも前回のPTT不良が再発したので、時間をみて再度修復を行うことにしたい。

 

<同軸ケーブルの断線修復

14メガ用の同軸ケーブルが、リグのコネクターのところで断線した。同軸ケーブルをいい加減につないだ部分で切れたので、今回はコネクターを付け直して修復した。

 

<7メガ用の同軸ノッチフィルター修復

同軸ケーブルで自作した、7メガ用2倍高調波ノッチフィルターが断線していたので、断線箇所の半田付けをし直して修復した。修復後、元の通り、アンプ出力部分に装着して正常動作を確認した。

 

<記:JA1PEJ(中村)>

 

 
JF6DEA
JE1PMQ,JA1PEJ
同軸ノッチフィルター
 
 
 
2009年10月24日-26日 曇りのち雨 参加者 JA1PEJ,JE1PMQ,JF6DEA,JG4KEZ,JH6OPP,JI6BRB,JE8XEO
== 今日のテーマ == World Wide DX Contestに参加。

<WW DX Contest 参加

WW DX Contest のM2部門に7名で参加しました。コンテスト期間がUTCタイムで48時間のため、サラリーマンでは月曜日の休暇が取り難くなかなかフルタイム参加が難しい。今回もフルタイム参加者は3名。他にパートタイム参加者が4名となった。ピーク時にはマルチ・マルチ運用が可能だが、日曜日の午後以降の参加者数が3名となり、十分な運用が出来ないことを考慮しM2部門に参加することとした。

交信局総数2833局となり、昨年の成績を上回る結果となった。詳細は別途コンテスト結果ページに掲載予定。

<記:JA1PEJ(中村)>

 

 
BBQ風景
運用風景
運用風景
 
 
 
2009年10月31日 晴れ 参加者 JA1PEJ
== 今日のテーマ == 160m用送信アンプの整備作業。

<電源配線

既に真空管方式のアンプを計画進行中だが、次回のWW-CWまでには完成の見込みが立たないため、もしかしてうまくいけば、手っ取り早いかも知れない。ということで、トランジスター方式の高周波電源装置を改造してみることにした。適当な設置場所がないので、今は物置として使っている以前のアンプ収納庫に置くことにした。ここには電源配線がないので取り急ぎ電源配線をした。傍の21用収納庫から引いたが、ケーブルルートを他のものと共通としたので15mくらいの長さになった。装置の電源コードはちょん切れているので、キャプタイヤケーブルで繋ぎこまないとなら無い。電源一つにしても1日では終わらない。こんなことでは無理かも。

<その他の作業

電源の見通しはついたが、装置への接続がまだ終わっていない。アンプ自体が動くかどうか分からないので、先ずは動作実験をして見極めなければならないし、使えそうなことがわかっても、その後ドライブ方法やスタンバイ回路、送受信切替リレーなどの問題を解決しなければならない。とてもあと3週間では使えるとは思えないが・・・・・・・。

<記:JA1PEJ(中村)>

 

 
収納庫の明け渡し
電源配線
ラジエータ
 
 
 

 
Back to Home