<アンテナ下ろし>
今日も午前中は時折強い風が吹きタワー昇りは見合わせた。最近あまり昇ってないタワーなので慣れるまでは、なんとも昇り難くい。ストレートのタワーに上り慣れると、自立式のテーパ形タワーは段毎にスッテプの幅が違ってリズムが乱されるのも昇りずらい原因だ。1回目は風が吹いてきて退散、2回目はリモコンを忘れ。3回目は途中でウインチが動かないみたいで。などなどで4回も昇ったり降りたり。くたびれた。
<チェック>
何日もかかってやっと地上まで下ろした。慣れてしまえばせいぜい1時間の仕事だが、久振りに一人でやると、いろいろと方法を考えたり、悩んだり、間違えたりなどなど、時間のかかることがいっぱいある。地上に降ろして外観を見たところでは特におかしなところはなかった。エレメントの繋ぎ部分の接触不良もないようだし、フェーズラインや給電部分にも外観的には正常なようだ。
<唯一の部品は、、、。>
フルサイズのアンテナなので外観チェックで分からない故障は、バランくらいしか無い。バランの導通チェックをしたところ、芯線側は導通があるが、アース側の抵抗が700オームくらいある。ふたを開けて確認したところバラン本体には異常なく、同軸コネクターの留めネジ部分が錆びて接触不良を起こしていた。磨いたら復旧したが、再発の危険性があるので、ネジを新しい物に交換して全体を半田付けした。半田なので外れる事があるかも知れないが、無いよりはマシだろうと思う。
<課題>
1.再発防止策としては、コネクターを使わないことだが、丸座にすれば多少効果があるかも。
2.次回には20D型同軸ケーブルを使ったフロート型に変えることにしたい。
3.ウインチワイヤーの延長用ワイヤーの長さが5,6mほど足りず、滑車の架け替えが必要だった。
<記:PEJ(中村)>
<<Back to
home>> |