<参加計画と参加者>
アンテナやアンプが全バンド整備されて、設備面ではこれまでの最強となり、トップは無理だがせめてクラブ記録更新の期待もかかっていた。しかし残念なことにこのところ参加者も少なくなり、今回はM/Mにはギリギリのピーク時5名での参加となった。
2TX部門への参加も考えられたが、参加者がそれぞれに存分に無線が出来ることと、クラブのコンセプトに沿ってM/M参加と決めた。日曜日から月曜日まではさらに少ない3名でオペレートすることになったが、何とかM/M部門で48時間の参加できて良かったと思う。
9時のスタート時には4名が集合し、ほぼ定刻に運用をスタート。午後になってDEAさんが到着し、今回のフルメンバーとなった。日曜日の午後にはOPPさんが退散、その後夕方にはPMQさんが退散し、その後はKEZさんとDEAさんとPEJ3名での運用となった。
<運用状況>
<3.5MHz>
他のバンドへのカブリがあったことと、オペレーターの割り当ても出来ず、時々しか運用できなかった。とび具合はマズマズだったが、アンテナの同調が高い方にずれていて、3.7メガバンドではSWRが3に近かった。それでも聞こえている局は呼べばリターンはあった。USAの局は殆ど3.8メガでQSOできた、Zone15と16は3.7メガの方が多かったようだ。今後アンテナを整備する時には何らかの施策が必要になりそうだ。
<7MHz>
今回DEAさんがメインオペレーターとして運用してくれた。一日目は夕方5時位から夜半まで運用できたが、QSOの相手は夜の11時を境にWと
EUとが入れ変わった。朝の6時頃にはEUも閉じて静かになった。二日目は夕方5時ごろから始まったものの、殆どパラパラ状態でQSO数が伸びることはなく、50局ほどの積み上げで終わった。ベスト記録は夜の12時台で時間当たりの局数は65局ほどだったようだ。
<14MHz>
14メガはKEZさんが担当した。ハイバンドのグッドコンディションに押されて、このバンドは思ったほどには得点が伸びなかったようだ。
一日目は時間当たり平均20局程度しかできず、二日目午前中の11時台にWを相手に、やっと130局を超える時間レートが一回だけ記録できた。12時台もマズマズだったが、その後は再び20局台のレートになり得点を稼ぐことは出来なかった。WとのQSOが一番多いが、概ねWとEUとのQSOが30%程度で2分する形になった。
<21MHz>
一日目はOPPさんが、二日目の夕方以降は空いている人が適当に交代で運用した。スタート時刻からコンディションが良く開け、夜の8時頃まで聞こえていた。しかし、スタート直後から3時間ほどアンプの不調でまともな運用が出来なかった。二日目のコンディションもほぼ同じだったが、オペレーターがいないので夕方の5時頃までしか運用できなかった。月曜日の朝はDEAさんが最後まで運用し、3時間で430局を超える大ブレークだった。
<28MHz>
第一日目は9時のスタートから快適なコンディションだった。夕方5時ころまで開いていて、時々パイルになって裁ききれないくらい呼ばれた。結果的には時間当たり50局前後で取りこぼしがだいぶあったと思う。二日目朝の22時には130局を超えるハイレートを記録したが、なんと言っても午後の4時台に、EU局を相手に記録した184局が全バンドを通して今回の最高レートだった。確かDEAさんのオペレートだったと思うがログに記録が無くてはっきりしない。
(記:JA1PEJ中村)
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