<概要>
SSBの時よりもさらに少ない参加者だったのでM/Mでは無理と判断しM2TX部門に参加することになった。スタート時刻の30分ほど前に参加者全員が集合し一ヶ月ぶりの再会を喜んだ。設備関係は前もって電源を入れて確認しておいたので、1.8から28メガまでトラブルも無く立ち上がった。(160m用のPCモニターが出なかったが交換してOKになった)普通では当たり前のことなのだが、ここではこういうスムーズなスタートはなかなか出来ていない。今回5名の参加者のうち菊池さんは日曜日の朝早く退散することになり、渡部さんも昼過ぎには退散した。残る3名で日曜日の夕方から月曜日の朝まで、途中時々交代もしたが殆ど宋樂さんと谷澤さんの二人でオペレートを続けた。設備担当の私は今回もなかなかオペレートする時間が取れず、得点に絡むようなものは月曜日の朝方くらいだった。今回はM2TXなので夜の運用は専任OPに任せて、ロートルの設備担当は心おきなく眠ることにしたので、疲れはしたものの体調を崩すことは無かった。もはや寄る年のには勝てそうもない。
<オペレート状況>
<1.8MHz>
SSBが無いこのバンドは出番が少なく、設備保守の面でも手が廻りにくいバンドだ。久しぶりに全力投球したはずだったが、やはりうまく動作してくれなかった。強い局とは交信できたが、次々に置いて行かれる悔しい運用だった。何でなんだぁぁ・・・・と、言ってみても、、、。わたしゃ知らないよぉーーーっと。
<3.5MHz>
このバンドは唯一送受信アンテナ2系統と受信用1系統を設置しており、今度こそはと大きな期待が掛かっていた。しかし、土曜日の夕方運用を始めると間もなく、何かおかしいなぁ・・・、ということになった。殆ど呼ばれないし、呼びに廻っても殆どの局に呼び負ける始末だった。運用をやめて調べてみると、3エレのバーチカルアレーアンテナのSWRが
3くらいあり、とてもまともな状態ではないことが分かった。その後RDPを使って運用したが、呼びまわるのが精一杯の状態だった。
<7MHz>
SSBには来れなかったCTBさんがかなりの時間を運用し、特に夜の時間帯に休むことなく運用したため、日曜日の朝方までに1000局に迫る勢いだった。日曜日から月曜日の二日目においても、いつもは伸び悩むのだが、殆ど同じペースで得点を重ね1600局をゲットして終えた。
ヨーロッパの局を相手にしたローバンドの信号は、弱い上に混信が厳しいのでとても厳しい受信能力を要求されるが、今回CTBさんの粘り強さは格別だったようだ。
<14MHz>
SSBのときと同じようにバーンと開けるようなこともほとんど無く、終始タラタラとしたコンディションであまり面白くない状態だった。このバンドの設備はそれなりのものを割り当てているが、このところのコンテストでは大きな働きはしていない。ローテーターが壊れたらしく南東方向で止まってしまうことがあるようだ。
<21MHz>
取敢えずマズマズの出来ばえだったのではないだろうか。月曜日の朝方しか運用して無いので詳しいことはよく分からないが、まるで、モールスランナーでトレーニングをしているようで、快適で楽しい無線が出来た。これから先も壊さないようにしっかり維持が出来れば言うことは無い。
<28MHz>
コンディションが良くなかった上に、M2TX参加だったこともあり、ワワッチも十分には出来ていないので様子がよく分からない。
(記:JA1PEJ中村)
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