CQ Worldwide DX Contest, SSB Oct,25-27 2008
Operators JA1PEJ,JO1CRA,JE1PMQ,JF6DEA,JG4KEZ Multi- Op  2-TX
2008 CQWW-SSB 2-TX (Claimed)
バンド QSO Zone Ent.    
160 0 0 0
80 74 21 34
40 701 34 95
20 1366 37 125
15 552 33 93
10 38 10 19
合計 2731 135 366
ポイント 3,625,737
  75m 40m 20m 15m  
QSO/Time QSO Acc. JR5VHU局比較データ Comparison data ZPR(m/s) vs YPA(m2)

<オペレータ>    
CRA on the 40m PMQ on the 40m DEA on the 20m KEZ on the 20m DEA on the 40m    
       
KEZ on the 15m DEA and members All the members        

<運用概要>

48時間参加が1人、42時間参加が1人、30時間参加が1人、24時間参加が1人、18時間参加が 1人 で合計162時間のオペが可能な陣容だった。M/Sでは待ち時間が多くなり退屈するし、M/Mでやるには到底足りない。ということで、必然的に2TX部門への参加と相成った。運用所要時間の96時間を162時間から割り振ればよいので、最近では珍しくゆとりのある運用が出来たと思う。この時期コンディションを考えると、3バンド以上で同時運用する機会は少なく、M/Mでもさほど変わらないようにも思うが、さて結果は如何なものか。


<設備の状況> 

設備面では14のアンプが一度ずっこけた以外には特に大きなトラブルは無く、これまでの中では一番良かったかも知れない。14メガを中心とした運用の中で、アンテナとアンプが頑張ってくれたし、7メガも殆どストレスの無い運用が出来た。当てにしてなかった3.8のアンテナもまだまだ健在でベアーフットにしてはよく飛んだ。21メガもマズマズ安定していた。28メガは殆ど出番が無く残念だった。

 

1日の1:00zごろ14のパワーが出なくなった。私は寝ていて四十物さんに起こされ、一緒に現場に行き運用してない28メガのリニアと交換して復旧した。原因は未調査のためいまだに不明。

3.8のアンプは高圧が入らず使用を断念。ネズミの巣か、クモの巣が原因と思われるが今のところ不明。ベアーフット運用となる。


<少し気になる他局の様子> 

ゴマガラクラブのデーターがHPに乗っていた。先方はM/S部門への参加なので、M2と比べるもの無茶なことだが、気になるポイントを比較させて頂いた。九州と関東との地域差として容認しなければならない面もあるだろうが、戦略的にもう少し何かすべきことがあったのかも、、、、、。元々戦略なんてあったの?と言われると元も子もないが、、、。如何なものか。  

(記:JA1PEJ中村)

以下、DEAさんからの投稿文をそのまま転載

 

今回のコンディションは、概して1日目がローバンド、2日目がハイバンドという感じでした。 YPA としては、概ねこのコンディションに合った運用ができたのでは?と感じていますが。 全般のハイライトは、最終スコアが昨年を越えたこと、2日目夕方の 21MHz ヨーロッパ向けのオープン、3.8MHz がまぁまぁ飛んだこと、などでしょうか。 そうそう、恒例の焼肉の準備手順が確立したこともハイライト?(笑)。
 

2,100 QSO まで辿り着いて、皆さんが帰られた土曜日の 07z 以降の様子を少しばかり。

 CRA がキープしていた 21MHz で少し粘り、ロングパスも試してみたが振るわない。 もう 21MHz も長くなさそうな雰囲気。 1日目の夜、バンド中出る隙間がない状況で、呼びに回るばかりでマトモに運用できなかった 7MHz を挽回しようと、バンドが静かなうちにWやカリブ方面をやるべく、早めに 7MHz に下りる。 

1日目の夜の JR5V** や DF0HQ のように、長時間周波数キープすることを心に決め、この夜一足早く帰られた CRA に RF モニターをして戴いた7048kHz に腰を下ろし、前日遅い時間まで静かだった 7250 あたりを指定して、W向けに CQ。 途中、7100kHz の下で出ているカリブや太平洋を落としながら東海岸のピークになる 1130z 頃までW向けにやったが、送受ともに東海岸まで「抜ける」感覚が無い。 

南回りのW東海岸向けのロングパスも空振り。 

1日目に CRA が Zone 05はそこそこ QSO されていたので、弱い東海岸相手に無理してWで局数を伸ばす(=クラスタへの "Deaf" の安売り?)よりも、早めにヨーロッパ向けの運用に切り替える方が得策と判断し、12z には既に北東ビームにして、オンフレでの CQ。 

早くも UA3 などからコールがあり、そこそこの手応え。Geoclock でグレイラインを見るが、ヨーロッパ「本体」は、まだ昼間。CQ を出しながらバンドをワッチすると、VK や YB が結構呼びに回っている。周波数は 7048kHz のままでアンテナを南に振って "Beaming VK, ZL, Pacific"と CQ を出すと、VK, ZL, YB などから結構呼ばれ、局数を伸ばすことができた。 

ヨーロッパ向けの合間に、アンテナを西~南に振ってアジア~太平洋方面の局を掘り起こす。 

4S7, VU, ZS, ZK2 などからも呼ばれ、そこそこの成果があった。 が、しかし・・・ヨーロッパからビームを外している間に上下の近接周波数にヨーロッパの局が CQ の連呼。 

サイドのバリバリで、ヨーロッパ向けのオンフレ CQ の能率が悪い。とはいえ「YPA の 4el さま」、ヨーロッパビームで空振り CQ を暫く出していると、夕方から居座っているだけあって、オンフレにヨーロッパまでの「道」ができているような感じ。 

確かにクラスタには "Deaf" と書かれたが、「100W でもできたヨ!」とのフォローの書き込みもあったことから、QRM の合間を縫って一般局とも QSO できていた模様。15z を回って隣に出てきた S57AL の CQ は、とにかく強かった。 

まぁ、向こうさんもそれなりに苦労してただろうけど・・・。 パケクラで OX の情報を見た 17z に、長年(?)居座った 7048 の放棄を決意。 

そのまま OX の周波数に行き、Zone 40 をゲット! これも今回のハイライトかな。 

PEJ がお休みになったので、その後は 3.8MHz と 7MHz を交互にワッチ。 日の出(=21z)前に中村さんがお目覚めで、14MHz をワッチ。 

こちらは半分寝カブって 3.8MHz をワッチし、呼びに回る。 

日が上がって 21MHz をワッチするも、W本土はかすりもしない。 と、14MHz で CQ を出していた PEJ から「DH起用」の指令! 席を替わって CQ を出すと、パケクラに載ったのか、一遍に7~8局呼んでくる。 おぉ~、久しぶりのパイル。 すっかりサルになった気分だったが、口がまめらなかったり、マトモにコールが取れなかったりと、日頃のワッチ不足と、確実にトシをとっていることを実感!
 この後は 14MHz に居座って「居眠り運用」を何度か。 寝言のようにコンテストナンバーばかり言ってると、QSO の相手からコールサインは何だ?と何度か聞かれた。 

PEJ は 21MHz で RUN して、Time up! 

PEJ と、何とか最後までこなし、終了時点での暫定結果は、  2735QSO - 135zone - 371ctry  (1日目:1453QSO, 2日目:1282QSO)Final (Temporary) Score=abt:3.67M 自分では実感が無かったのですが、結局、皆さんお帰りになった後、600QSOくらいしてたんですね。 

2日目の QSO 数の落ち込みが、予想よりも少なかったことから、少しばかりスコアに貢献できたようで、よかったですぅ。


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