<概要>
今回は菊池さんと林さんの初参加があり、1年半ぶりに本格的なコンテスト参加となった。また、シングルTX部門参加のため、睡眠不足になることも無く、無線三昧の楽しい三日間を過ごせたものと思う。
<無理をしないで、シングルTX>
7時少し過ぎに現地入りし、コンテストログ”CT”の立ち上げから準備を始めた。既成の環境がM/M設定になっているため、M/S運用での不具合が懸念されたが、DATファイルを最新版に入れ替えて6台のパソコンを立ち上げ、問題の無いことを確認した。何とか開始5分前に14メガの準備が終わり、スタートと同時にCRAさんがオペレートを開始した。8時ころには静かだったバンドもスタート時点ではバンド中がにぎやかになっていた。オペレートはCRAさんに任せ、続いて21メガ、28メガの準備に掛かった。いずれも特に問題は無く安堵した。スタートから6時間くらいは14メガを中心に時間当たり70局前後の快適な運用が続いた。12時を過ぎたころ、燃料補給をしていたら林さんから、近くまで来たが場所が分からないと連絡が入り下まで迎えに出た。戻って燃料補給を済ませてシャックに戻るとすでに500局を超えていた。このころになると菊池さんや粂川さんも到着し、一気ににぎやかになった。7メガは当日になってアンテナ故障が発見され、必死の復旧活動にもかかわらず重症のため普及せず、急遽ダイポールをつくり僅かのマルチを稼いだ。14メガはほぼ満足のいく飛び方だったが、ランニングしても呼ばれ続けることは難しく、空CQが続くことも多かった。しかし、マルチ取りは殆ど一発コールで取れストレスを感じることなく、大いに楽しめたのではないだろうか。
<終わった後で、、、。>
SSBの時のデータを公開しているごまがらクラブのデータを拝借して比較して見た。先方は2TXだから単純には比較できないが、交信局数に比べマルチの数が多かったような感じだ。総数2600:1600に対し、エンティティーが277対266、ゾーンは116:117だった。また方面比較では、ヨーロッパ方面は少し劣るようだが、アフリカ方面は優勢な感じだ。しかし、これには時間帯による運用者の違いが有るかも知れない。今回はJO1CRA(四十物)さんのクラスター情報の成果が大きいようだ。。。
(記:JA1PEJ中村)
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