CQ World Wide Contest (SSB) 

2002/10/26  -  10/28 

Operators 

JA1PEJ,JH1FDP,JO1CRA,JH1AEP,JF1MIA,JL1SXQ,JI1XIC,JR1FVV,JH1NBN

これまでに無く多難なコンテストになってしまいましたが、これを教訓としてまた来年出直したいと思います。

9時スタートに出遅れないように、入念な事前準備を行い、準備においてはこれにはない完全な仕上がりだったのですが、作業報告の中でも触れている発電機の故障がさらに悪化し、まったく発電不能に陥りました。この為パワーアンプが思うように使えず、殆どのバンドでベアーフット運用を強いられ、マルチマルチ部門への参加でありながら、実質的にはマルチシングル部門と同じような運用スタイルになってしまいました。結果的には過去4年間の最低記録になってしまいましたが、準備作業が功を博して改善された部分も何点かあり、今後に期待の持てる内容になったことがせめてもの救いです。

高柳さんと四十物さんの協力で、当日の早朝6時過ぎからリグのセットアップを行い、開始時刻の30分前には、高柳さんがいれてくれたコーヒー飲みながら秘策会議?を開くなど、いつにない準備の良さで快適にスタートできました。開始直後の2,3時間はコンデションがぱっとせず、時間当たり120~140局くらいで少し低迷気味でしたが、まずまずの運用が出来たものの、12時ころ発生した発電機の故障で、暗黒の世界に落ちていきました。HI。今年こそは少し気合を入れて運用する積もりでしたが、開けてみたらいつの間にか”裏方作業”に扮装することになってしまい、コンテストレポートが出来ませんので、運用レポートはどなたかにお願いしてアップしたいと思います。HI

無線のオペレートを頼まれて、はるばるとやってきた江森さんに、タワー上りをお願いしてしまいましたが、快く引き受けてくれたので本当に助かりました。3エリア、5エリア、7エリアの強敵がバシバシとQSOを進めていく中で、マルチ取りのために呼ぶ局にも数回も呼ばされ、CQを出しては空CQばかりで、なんとも空しいオペレートだったと思いますが、これを教訓に設備整備にも、いま少し力が入ればもっと強力な信号が出るようになると思います。今後に期待したいと思います。

今回は発電機故障のためベアーフットで運用したこともあり、運用者の感覚的な判断では、14MHzや28MHzのとび具合がどうもいまいちとの声が多く、特に、14MHzのSWR不調が気になり、コンテスト最中に給電点のチェックをすることになりました。元々あり合わせの材料をくみ合わせてアウトラインの形成に至った経緯からすれば当然のことなので、今後、アンテナばかりでなく、リグやアンプにおいても運用結果を踏まえて改良を図ることにしたいと思います。

土曜日から日曜日にかけてはあいにくの雨になってしまい、例によってシャック周辺がぬかるみ、靴が泥だらけになってしまい、電車にのって帰られた方にはご苦労されたことと思います。参加者は事前の確認より2,3名増え狭いシャック内には十分な?!方に集まって頂き、十分な運用が出来なかった方も居られ申し訳無く思います。

 

------ WW 2002 PH 参戦記  ------

 
今回、久し振りの48時間参加となった。施設の維持管理に関わっている方々に感謝! いつもは良い時間帯に、はいサヨナラ。今回は10mを中心に腰を据えて楽しんだ。

<土曜日>
 
早朝シャック入りをし準備に着手。前週に一通り動作確認がされているので順調。でもPCの起動時は一思案。CW制御を分離してクリアー。(CTのCWポート設定ミス)

 初参加のNさんも到着。施設説明で「あの・・マルチは・・」と。はい、マルチ探し用の局は無いのです。CQしてワッチして、ガンバリマショウ。
 9時と同時にハイバンド3波がスタート。15mは順調、10mはイマイチ。オートチューナーを入れる必要があったようだが不慣れで失念。結果、最初の数時間はパワーが出ていなかった様子。1時間経過で全 160QSO。怪しい雰囲気が・・・。10mのWが伸びない。少し南よりのパスかな。コンディションの悪い証拠だ。

01Z、10mでTYをゲット。この時間帯もAFは良いのだが、コンテストの時ぐらいしか夜更かししてもらえない。明日の朝もAFに期待。

03ZにA6、OY、5Zとご対面。西も要注意。 お昼過ぎ、15mでWと盛り上がっている最中、発電機がダウン。以後、リニアは限定1バンド使用となり、各バンドで「一声かけて」の取り合い!となる。花形の15mを優先させる。10mは草々に東を諦め、ロケーションで有利な西狙いに。

08Z、40mも運用を開始。3エレは良好、でもローター指示が?で苦労の様子。PJ2が出来、飛んでるチェックは合格、でもOPが不足なので明日に期待。ハイバンドはパワー不足に苦しみながら局数を伸ばす。10mもいつものように一度落ちた後、再オープン。EAの局数が多い。

11Z、お馴染みFR5で10mは店じまい。12時間が経過し全バンドで1300局。深夜、20mでのEUに期待・・ところが・・。13Z、さすが40m高2エレは聞こえる!と絶賛していた75mの受信系がダウン。翌日アンテナでなくリレー不良と判明。一晩無駄になってしまった。

<日曜日>
 21Z、15m開店。続いて22Z、スキャッターぎみのカリブをゲットして10mも開店。弱いがKP2、ZF、VP5、COをログイン、東海岸は更に弱い。残りは明日に期待! 20mも不調とアンテナ不良が疑惑に。その後、20mはアンテナ解体点検となり夕方まで完全停波。予備のトライバンダーがほしい。
午後のカリブは夢に消えた・・・。
 24時間経過でピタリ2000局。Wを相手に苦戦、パワーを絞り複数アンプの始動に挑戦。何とかなりそうかなと判断。しまった、10mは前日に比べてコンディションが悪い。昨日の遅れは取り戻せないかも。想定外のトラブルに運用するバンドが減、OPはメンテナンス動員となった。なかなか20mのアンテナが復旧宣言されない。諦めムードに。

06Z、40mでWが聞こえる。CQに応答あり。今日は40mも局数を伸ばさないと。08Z、やっと20m復活、10時間の停波となった。10mは、SUでゾーン34クリアー。7X2も呼んできた。 12:30Z、10mは店じまい。もう1000局突破は困難となった。
 ここはパケクラの情報が入り難い、しかも遅い。インターネ
ット環境は無いので携帯電話でのWebクラスター殿にお世話になった。一生懸命、信号の強い場所を求め本体を移動して運用!、情報収集を行った。ここからの40mカリブ情報はありがたかった。
 12Z、20mが妙に静かでKH0AAだけ強い。バンドが閉じた後の10mのよう。フレアでも出てバンドが死んだのかと。それにしては内部ノイズが気になる。そのまま、原因対応されず、翌朝まで20mは使いものにならなかった。(結局リレー不良の受信障害)

<月曜日>

 深夜、75mに本腰挑戦。呼べど叫べどIH9に飛ばないらしい。まだ早いのか。大御所クラブ局のCQが一段落した頃、空いた周波数で「真似っ子」CQスプリットを出してみる。わっ、EUがパイルになっている。弱いが混信が少ない分、聞きやすい。3740-3805までEUでいっぱいになるとは知らなかった。僅か30分弱だが新鮮な体験となる。しかも、前日同様リレー不良での受信不能と戦いながら。リレーまで走ったメンバー、TNX!
 必至で15mが局数を伸ばす。10mも負けじと、CTのスコアーを睨みながらCQとワッチをA/BのVFO切替で繰り返す。朝は5バンド揃ってCQの嵐、頼もしい光景だ。でも、10mには各バンドの「かぶり」がありNG。

<終了>
 最後の追い上げの中、15mは1600局をクリアーして終了! トラブルの多い中、お疲れ様でした。総計3600局、目標6000局には程遠い。10mは、過去2年間のような、W、EUからのパイルを浴びる事も無くコンディションの下り坂を感じた。結局、KL7が見つからずゾーン1が残った。コンテストの難しい。さ、次はCWだ!! (記: ^_^; )

2002  WW(SSB)
バンド QSO Zone Entity
160m -- -- --
80m 136 21 40
40m 456 30 77
20m 502 34 105
15m 1610 37 124
10m 864 36 120
合計 3568 158 464
ポイント 6,015、362
ct021026zah.jpg (40042 バイト) ct021026zahi.jpg (41161 バイト) ct021026zts.jpg (42313 バイト) ct021026zyn.jpg (44043 バイト)
JH1AEP JO1CRA JH1FDP SXQ,AEP
ct021026zz5.jpg (40609 バイト) ct021026zz2.jpg (44891 バイト) ct021026zz3.jpg (43015 バイト) ct021026zz4.jpg (45934 バイト)
NBN,AEP NBN,FDP,XIC,AEP AEP,CRA,NBN  CRA,NBN
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