2005/03/26 - 03/28 |
Operators |
JA1PEJ,JH1FDP |
ローバンド主体のコンディションですが、14メガと3.8メガのローテーターが壊れたらしくアンテナが回らない。7メガは兎も角としても、14メガのアンテナが回らないのでは勝負にならない。取敢えず21メガからスタートし、初日の午前中は14メガのローテータ修理を行った。今回の参加者はいつもの高柳さん(JH1FDP)さんと中村さん(JA1PEJ)の二人だけです。スタート時間は過ぎており、ランニングもしなければならないし、早急に14メガも使えるようにしなければならない。二人のメンバーでそれぞれ役割分担して当たることになり、まずは高柳さんが21メガでバリバリとランニングをする傍ら、中村さんはタワーに昇って行った。高柳さんが一緒に行こうかと言うと、一人で十分!と、口だけは元気だ。これはいつものパターンです。なぜならば、高柳さんは自称高所恐怖症のため、タワーに昇るよりオペレートする方に向いている。中村さんは高いところが好きかというとそんなことは無い。 コンテストの方は、設備の方が安定に動くようになり、快適にオペレートできるのが何よりも有り難く、快適な運用ができた。日曜日の午前中までの運用状態は”主任オペレータ”が運用記を書いています。今回、主任オペレーターは用事があり、日曜日の昼前に帰宅してしまいましたので、設備担当の中村さんがその後のオペレートをした。普段はあまり無線をしない中村さんのオペレートはQRZの頻発で、クラスターには時々”IMO”とか書かれる始末。しかも、根性もあまり無く深夜は寝てしまう。日曜日の10時くらいに1000局ちょうどでバトンタッチしてから、21メガと14メガと7メガを運用したが、最後までに400局くらいしか出来ませんでした。300局くらいが14メガで、残りの殆どが21メガで7メガはほんの僅かだった。 14メガは兎に角よく開けていた。我慢して運用すればほぼ一日中運用可能だったようだ。しかし、今回はM/S部門への参加なので、ダラダラと空CQを続ける訳にも行かないので、5分以上空CQが続いてたら、呼びに回ったり、21メガと7メガを少し行ったりきたりしながら運用した。まずまずのコンディションとは言えやはりボトム時期のコンディションを感じた。ヨーロッパではG、I、F、EAなどの局は数えるくらいしか出来ず、UA3、UA6辺りの局が多かった。今回は弱い信号も比較的良く拾え、”ソーリィ、ネガティブコピー”はあまり使わないで済んだ。(黙って無視?した)コンテストとなると、うるさいくらい出ていた、9AやS5などが少なく特に、9Aなどは殆ど聞こえなかった。WPXのせいか、最近のコンテストでは特別プリフィックスを使用する局が多く、今回も2×1コールが多く聞かれました。日本でも8J2Aが万博に出ているようだが、万博で使うくらいならうるさいことは言わずコンテストでドンドン使わせて欲しいものだ。 7メガでは、慣れないスプリット運用にチャレンジしたが、どうもうまく使いこなせず早々に運用を切り上げた。Wが開けている夕方から夜中にかけては、JAのバンドで送信して、Wのバンドを聞くわけだが、ヨーロッパやアジアの為に自分の出ている周波数も聞く必要があり、単なるスプリット運用とも勝手が違う。まして、相手の信号がQRMや弱くてよく聞き取れない場合などは、RITやバンドパスVRの調整をしながら、VFOの切替SWも操作しなければならず、疲れることしかり、何度オフバンドで送信したことか。当然ながら、二つの周波数を聞くには受信機が2台あると便利だろう。夜の運用は慣れないスプリット操作に根を上げ、強い局だけ呼びに回って早々に14メガに移行したが、朝のj時間、まだ国内が開ける前の7メガは7045辺りから上にヨーロッパの局がずらりと並び、チャント聞こえるのには大感激です!!カスカスで聞こえる局でも呼ぶと一発で応答があり、14メガや21メガには無い朝のヨーロッパの経験だった。コールがやっと取れるような信号の局を呼ぶと、レポートが取れず仕切れトンボになる可能性が高いが、7メガでは相手もレポートを繰り返してくることが多く、注意して聞いていればさほど苦労しなくても一回でコピーできた。アンテナのせいなのかコンディションのせいか分からないが、兎に角これまでとは違う感触だった。記: 山の人 |
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21メガをオペレートするJH1FDP | 壊れたローテータ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WPX SSBコンテストに参加して
3/26日(土)午前9時より3/28日(月)午前9時までのWPX コンテストに参加しました。現在は3/27日(日)の午後5時で、コンテストは、まだ続行しております。参加部門は、M/S(マルチオペ・シングルTX)部門で2人で参加しました。一人は局数稼ぎのランニングで、他がマルチ拾いとなります。10分間ルールが適用され、双方とも10分以内はバンド移動はできません。
(21MHZ) 3/26日(土)午前9時より21MhzよりQRVし、朝のUSAは強い局が数局聞こえるだけで、USAとはほとんど開けていません。そんなわけで中心は、YBにアンテナを向けて、YB,VK,ZLなどの太平洋とアジア地域とのQSOとなりました。こちらの信号は1KWと6エレですので、そこそこ連続して呼んでもらえました。その間、他のオペが14MHzでマルチ拾いです。午後は3時ころよりヨーロッパが開きはじめ、昔の28Mのコンディションが良い時の状況です。夜間の9時ころまで強力にEUが入感していました。450局程とQSOできました。
(7MHz) 7MHzは3/26日(土)の夜のUSA、カリブなどのマルチ拾いと22時ころ1時間程度ランニングしました。USAのW6-W0をスプリットでQSOしました。こちらは7MHzのフルサイズ4エレですが、弱い局に呼ばれると、放送局の合間を受信ですので、受信が大変で強い局のみとのQSOとなります。USAのフォーンバンドで空いていたのは、7.230KHZ付近とW6の局がCQを出していた7.160KHZ付近だけで、他の周波数は放送局に占領されています。23時ころには、UA3などのヨーロッパの強い局が出てきました。コンディションはそこそこFBです。27日(日)の朝は5時ころよりQRVして7時ころまで、ヨーロッパと70局ほどかなり楽しめました。ZAやTS3A(3V8)などからも呼ばれました。CN2Rも強力でランニングしており簡単にQSO出来ました。150局程QSOできました。
(14MHZ) 朝の5時ころはこのバンドは死んでいましたが、USA、EU、OCとその後、コンディションもあがり、さすがのローサンスポットの時期のメインストリートです。USAはこちらの信号が59+20dbと言われるわりには、CQを出してもそれほど呼ばれません。朝の10時すぎまで、USA、カリブのPJ7、HI3、FM、8R1K、9Y4Wなども強力に56-59程度で入っていました。400局程QSOできました。一言でいうとサンスポットの高い時の午前中の21MHzをもっと良くしたコンディションとの感です。
(28MHZ) 初日は聞きませんでしたが、27日(日)の朝はUSAは入っていませんが、南アメリカのLU、CEなどが入っていました。マルチだけで5局ほどできました。
(マトメ) 合計で途中ですが、約1日で1,000局とQSOできました。コンテストは呼ばれなければ高得点になりません。呼ばれ続けるには、珍局か良いアンテナと適度のパワーで運用しないと難しいようです。JAでは、JH2UVL,JS3CTQ,JH4UYB局などが、かなりの局数の番号を送っていました。今回はWPXコンテストですから、違うプリフィックスがマルチとなります。マルチは沢山あるので、そこが面白みでしょうか。次の珍局はJAより聞こえてほとんどがQSOできました。5B/AJ2O 8Q7DV 8R1K 9Y4W B3C BP0A CN2R E21EIC FY5KE HI3CCP KP4 LX5A OH0Z P40A PJ2T TS8A(as 3V8) V25O VP9I WP3C ZD8Z ZP0Rなどです。
記:高柳
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