RSGB IOTA Contest(cw) 

2003/07/26  -  07/27

Operators 

JA1PEJ,JH1FDP

初参加でもあり、ある程度のトラブルは予想していましたが、、、、、。

<ログがおかしい、、、。。>

コンテストナンバーが特殊なので、最初から心配していましたが、内容はともあれ心配が的中してしまいました。このコンテストはマルチTX部門が無いので、当然ながらシングルTX部門への参加となります。しかしながら、シャックのパソコン、リグが各バンド毎になっているので、マルチバンドで出るためには、パソコンを持ち回りする必要があります。面倒がらずにノートパソコン等で、持ち回り可能な環境を整備すればいいのですが、なかなかそうもいきません。幸いにもCTのネットワーク機能が働き各バンド間はあたかも1台のようにデーターがマージュされて並びます。ここまでは、良かったのですが、CWで自動送信するシリーズ番号のコンテスト番号に当該交信時の番号では無く、何行か前の番号を送信してしまいます。使い方が悪いのか、ソフトバグなのか調べる時間も無くそのまま運用してしまいました。

マルチがバンド毎、そしてモード毎なので、二人で運用するにはほとんどマルチTXと同じだわい、と思ったのもつかの間、どうやってマルチデーターをインプットすればいいのやら。ということで始まる早々先が思いやられるコンテストなってしまいました。

 

<コンディションもおかしい、、、。。>

夜の9時からのコンテスト開始なので、ゆっくりと準備ができるのはありがたいことです。スタートト同時に高柳さんが14メガでランニング開始しましたが、闇雲にCQを連発するようなコンディションでもなく、まずはバンドをスコープしながら、呼びに廻っています。コンテストナンバーがふたつあるようなコンテストなので、コピーが大変です。余り早口で送信しても返って聞き返されることになり、結局時間が掛かってしまいます。そんなコンなで、24時を廻って眠くなる頃になってもまだ200局程度のペースです。1時位になってこれ以上やるより今日のところは寝ておこう!、ということになり、高柳さんはお休みモード。私も早め寝ようと思いながらポロポロと運用していたら、朝になってしまいました。14メガにて4時間ほどの運用で100局足らずが私の今回の働きでした。14メガはアンテナを6エレにグレードアップしましたので、気分的にもかなり飛ぶ具合が改善され、アンプなどがチャント動作していれば、飛び具合でストレスを感じることはまったく無くなりました。これからは益々14メガのアンテナ整備の効果が発揮されることでしょう。

 

<アンプの動作がおかしい、、、。。>

高柳さんが突然、”飛ばないナー”と言い出した。UR5の局からおまえの信号はが弱い!と言われた。HPの局を呼んでも、まったくとって貰えない。他のJA局にどんどん先を越される。アンテナはOKか?SWRの変化は?パスは間違ってない?私は矢継ぎ早に質問を浴びせたが、いずれも問題無し。まいったなー、、。外は暗黒の世界だが、アンプ見に行くか!何かが起きたことには違いないが軽傷であることを祈る。

むにゃむにゃ、、、、。14メガはこの前、真空管が壊れて交換したとき、それまで21メガで使っていた、SB-220と交換したので、14メガでは余り実績が無いのだった。が、何やらおかしい。出力が出ていない。IPが結構振れているのに出力が出ないようだ。そう言えばこのアンプは以前にも何かあったような気がするが、、、、。バンドスイッチを動かしてみて、14メガの位置を確認し、再度チューニングをとり直したところ何とか復旧した。

 

<もうひとつのアンプもおかしい、、、。。>

21メガも14メガも思うようには局数が伸びない。7メガでもちょっと。! あれっ?アンプが動かない。とまたまた、高柳さんが、、、、。PTTをオンすると、アンプのオペレートランプが消えてしまう。なんだよ、これっ!わぁー、、、助けてよー。もう壊さないでくれー、、、。(別に私はこわしてないよー、、。)そう言えば、この前のオールアジアの時使ったのは私だったかな?あの時は快適に動いていて壊れる気配など無かったのに、今回は疫病神がついてきたか。

設備担当?としては、見ているだけではいつまでも使えないので、兎に角修理の為には故障状況の調査からはじめることにし、カバーを外して内部の様子を見ましたが、原因らしきものは見えませんでした。一番心配な真空管を外しても状況は変わりませんので、真空管は関係無さそうで、先ずは一安心でしょうか。

(記:中村)

 

  IOTAコンテストに参加して

                                                   高柳 誠二

7/26日(土)21JSTより27日(日)21JSTまでのIOTAコンテストに初参加しました。夏がれのコンテスト参加の中、バンドの状況はずいぶんコンディションが落ちたなとの感じです。5月のWPX SSBコンテストと比べると、バンドは一変、21Mも前回の28Mのように変身しUSAさえ開けず、まともに使えたのは14Mだけでした。

参加はマルチオペ部門に二人で参加、一人がランニング局、他はIOTAのマルチを取るときのみ呼ぶことができるルールです。バンド部門もマルチオペ部門はオールバンドのみです。まず、夜のPM9時からの開始ですので、先日上げた、フルサイズ14M 6エレを利用しての運用です。さすがに5エレより6エレに変えたので、威力は明らかに違います。また、CQを出してもカスカスでバンドが完全にオープンしていない状況でも、弱い局が呼んできます。多分この弱い局は、数年前の超強力な局なのでしょう。

IOTAコンテストは本格的には初参加ながらも、59(9)+001のシリーズ番号にAS-007(本州)等のIOTAの番号を付けナンバーを送る、長いコンテストナンバーですがニューマルチとQSO出来たときは楽しいものです。モードのSSB/CWもマルチオペ部門はMix部門のみの参加となります。運用時間もマルチオペは24時間のみで、シングルオペには最大12時間で最低でも1時間単位以上の休憩が入る部門での参加もできます。

コンディションはかなり悪化しております。28MのUSAは開かず、昼間はUA9や9M6やE21などのアジアやVKなどのみ、21Mも朝でもUSAが開かずに、昼間一日中JA6,8やアジア、オセアニアの局のみが聞こえています。21Mもまさに昔の朝のオープンが終わった28Mの感があります。21MでカリブとQSOするどころではありません、USAも聞こえないのです。しかし、さすがの14Mは世界的なメインバンド、USAはお昼ごろより、夜、夜中もEUなど世界的にオープンします。でも、2-3年前の大オープンはどこえやら、強い局のみ聞こえてサラット開けて終わりの感じです。あまり、コンデョションが悪いので日曜日の午後に300局強QSOしてQRTしました。ほとんどのQSOが、アジア地域と近郊、JA、14Mでのヨーロッパ局のみです。

今後の秋のWWやDXペディなどもコンディションの悪化にともない、ほとんどが聞こえなくなるのでしょうか? それともコンデョションはただの夏がれなのでしょうか!! 今年の秋の良いコンデョションを期待いたしましょう!! また、これからはアンテナ勝負となりそうです。聞こえない局とは、交信することはできないのです。あなたはパワーを上げますか、それともエレメントを増やしますか!!??

<記:高柳>

2003  IOTA(MIX) 

バンド

QSO

-

IOTA

160m

0

0

0

80m

0

0

0

40m

1

0

0

20m

269

0

56

15m

63

0

33

10m

7

0

4

合計

340

0

93

ポイント

474,300

ct030726zts1.jpg (46379 バイト)

ct030726x20.jpg (54309 バイト)

ct030726zts3.jpg (50176 バイト)

事前準備作業

21メガ運用中

ct030726zts2.jpg (50393 バイト)

 

ct030726zz1.jpg (60569 バイト)

14メガ運用中

 

毎度!

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