<M/Sには十分なメンバーが、、、。>
今回は木下さんがお友達二人を伴って参加してくれて合計5人でシングルTX部門に参加した。このコンテストはシングルTXの場合、ニューマルチでも2波送信が出来ないので、待機メンバーは少し手持ち無沙汰だったかも知れない。5人もいれば誰かオペレートをするだろうということは無いが、今回AKLさんの初参加もあり、夕食兼用のBBQをしていろんな話で大変盛り上がった。
<運用状況、、、。>
肝心要のオペレートの方は、開始直前に14メガのアンテナ不調なことが分かり、残念だが運用を諦めることになってしまった。こんなことになら無いよう普段からチェックはしているのだが、ついつい油断をしてしまった。
夜の9時からのスタートなので、7メガと3.5で何とか切り抜けようとしたが、12時を過ぎる頃になると手持ち無沙汰になってきた。対応に窮して14メガをワッチしてみると、聞こえるには聞こえているし、電波も何とか出ているようだ。SWRがおかしいが、出ないよりはマシな様子。ということで、12時台には14で60局の成果があった。結局、夜間は14をメインとして、7との間を行ったりきたりしながら時間当たり30~60局の運用が続いた。
自分ではあまり運用しなかったが、19z時台の7メガの感触ではマズマズのコンディションではなかったかと思う。ただし、SSBでは周波数を探しながらヨーロッパの局を呼び廻ったが、なかなか一回のコールではリターンが難しかった。CWではランニングしてそこそこに呼ばれて自分なりには楽しめた。受信能力がついてこないので、弱い信号は諦め強い局だけピックアップした。HQからのコンテスト番号が取りにくい。コールサインがHQなので身構えることは出来るが、やはり番号だけとか、同じパターンの場合と違って取りにくい。ブーイングが出ないうちに早々にオペを交代してもらった。私の能力では朝方のW相手の21メガが一番あっているようだ。
<振り返ってみると、、、。>
期待していた1.8メガのフルサイズバーチカルは、ラジアルの増設が出来ないまま、時間切れになってしまった。しかも、たった1本のラジアルもイノシシに切られたため、タワー根元に打ち込んだたった1本のアース棒だけでは、アンテナとしての性能は発揮できるものではなかった。
3.5メガの3エレフェーズトアレーは、位相ケーブルの切換リレーの電源を入れ忘れていたので単なる3本の意味の無いバーチカルとして動作していたと思われる。3.8はアンテナの切換と共にリニアの再調整が必要なので手間が掛かる。まずは3.5の方が稼げるだろうと3.5で始めたが、3.8には出ずじまいだった。
オペレートの大部分は木下さんが担当した。と、思われる。今回初参加のAKLさんには今後の活躍を期待したい。また今回もアっシー君を引き受けてくれたKEZさんにも今後の期待がかかる。
夜9時からのスタートなので、夕食を兼ねてBBQをした。地元大田原産の黒豚霜降り!?が美味だった。アンテナ不具合で準備時間が掛かり、自分でやらなければならないBBQ準備をすべて菊池さんにお任せしてしまった。おまけに鉄板を持ってくるのを忘れて買って頂いた。次回から足が遠のかないよう祈りたい。お蔭様で昼間から飲むビールの味は格別だった。今回は夜間に備えて昼間の準備作業では体力を温存した。なんとか夜間は起きていられたが、あまり役に立たなかった。かなり眠かったがガマンして朝一番に帰宅した。しばらく体調が戻らなかった。もはや、体力では勝負できないことも今回分かった。
(記:JA1PEJ中村) |