<運用の概要>
CWとSSB部門にフルエントリーするのはなかなかスケジュール調整が難しいことだが、今回も5名のメンバーが集まってくれた。私とDEAさんなど他の3名もスタート前には到着し、これまでスタート時に考えられないほどの豪華メンバーとなった。しかし、こんなときに限って車がパンクし、結局20分近く遅れてのスタートとなった。昼少少し過ぎにVSEさんが到着し、参加予定メンバーの5名全員が揃った。
エントリー部門としては、コンディションが低迷する時期で、同時に2バンド以上開けることは無く、M/M部門の意味が殆ど無い状況ではあったが、いつでもフル運用が可能なようにM/M部門に参加した。
初日のスタートは定刻の20分遅れでスタートし、14メガと21メガだけで2時過ぎまで運用。午後3時過ぎには7メガが聞こえ、夕方5時過ぎからは3.8メガも聞こえてきて、深夜2時ごろまで主に7メガで運用。初日は目標の1000局を超えたので運用を終え、眠いのを我慢しながら、ビールや焼酎で祝杯を挙げた。
2日目は朝の6時少し前から14メガが開けてきた。6時を少し過ぎると21も開け9時台をピークに徐々に下がったもの1時頃まで続いた。その後、3時を過ぎると7メガが急激に開け18時台まで良好に推移した。その後ダラダラと深夜2時頃まで続いたが、自分では連チャンできる体力も無く途中で寝てしまった。
3日目の朝も5時に目を覚ますことが出来、シャックに行くとすでにVSEさんがバンドチェックをしていた。最終日はVSEさんが21メガ、BRBさんが14を担当して開始した。自分は事前のチェックをしただけでバトンタッチをした。
最後の追い込みだっ!、と張り切ったものの、意表をつくような悪コンディションに、ぼやきも出るが何の対策も無く時間だけがむなしく過ぎていった。最後の締めくくりが少し無念だったが、”全体的には満足”と言える結果だった。
<設備の状況>
今回もバンド間のかぶりが大いに影響した。稼ぎ頭の14メガや7メガを優先せざるを得ない状況だった。これまではコンテストのたびに発生していた設備故障としては、21メガ用のトランシーバーがパワー停止したがコンテスト結果には影響は無かった。アンテナやリニアアンプには別段の故障は無く、設備面ではこれまででは最高レベルの安定性だったと思う。
(記:JA1PEJ中村)
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