<運用の概要>
今回は少数精鋭?!ということでも無いが総勢4名
での参加となった。いずれも遠方からの参加者が多く、スタート時刻に間に合わせることが課題でもある。仕事の都合もありスケジュールの捻出が厳しいなか、48時間フルタイム参加者が2名。日曜日午後までのパートタイム参加者が2名となった。どの部門に出るか?作戦をねるのもひとつの楽しみ?でもあるが、今回は参加部門は最初からM/Mと決めていた。コンテスト結果を云々せずに、無線を楽しむ事に主眼を置き、コンテストハウスに滞在する間、なるべく多くのオペレート時間が持てるよう配慮した。
スタート時刻を10分ほど遅れて運用を開始した。午前中は14メガと21メガ。午後遅くから夕方、夜に掛けて7メガを中心にローバンドなどで12時ころまで運用。朝方は6時ころから21メガと14メガを中心にフィーバー。9時過ぎには21メガが終わり、10時過ぎには14も終わる。午後3時前に、パートタイム参加者が帰宅。残る2名で作戦会議?をしながらビールで乾杯。夕方6時を過ぎるころから、7メガで運用再開。3.5メガはアンテナ系に不具合のあることが分かり運用を断念。残る1.8メガと7メガで細々?!と運用を続け、12時ごろに2日目終えて就寝。
最終日は5時前14メガで運用再開。21メガはだいぶ出遅れ7時ころからスタート。14メガも21メガもすばらしいオープンで、フィナーレを飾ることが出来た。満足!
<設備の状況>
毎回コンテストのたびに何らかのトラブルはつきものだ。今回も3.5メガの飛びがおかしいと感じながら運用していたが、2日目になって調査したところ、300Wを超えるあたりからSWRが異常に高くなることが分かった。飛ばない上に他のバンドへのカブリも酷く、修復するには時間も人手も無いことから3.5メガの運用は諦めることになった。
また、以前から確認されていたことだが、バンド間のカブリの問題もマルチTXでの運用には致命的なダメージを与えた。特に弱い信号が多い7メガへの影響と、稼ぎ高の大きい14メガへの影響は可能な限り避けなければならず、フルタイムにわたりオールバンド運用が出来なかった。幸いなことに14メガと21メガの間には影響がなく、朝方のオープン時には2バンド同時にパイルアップを受けながら運用することができた。
1.8メガ用のリグのメインダイヤルが回らなくなった。回しているうちに段々重くなって、そのうち回らなくなった。とのことだが、何がどうなったのか、とても信じられない故障だった。
(記:JA1PEJ中村)
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