ARRL Inter. DX Contest, SSB 2009/03/07-03/09
Operators JA1PEJ,JF6DEA,JG4KEZ,JE1PMQ,JR8VSE Multi- Op  2-TX
2009 ARRL Int.DX ssb ( M2 (Clamed)
バンド QSO States    
160 0 0
80 132 19
40 433 45
20 1066 60
15 18 5
10 0 0
合計 1649 129
ポイント 638,163
   
  80m 40m 20m 15m  
   
All Band All Band Our voice in OR
(Tnx N1KEZ)
  Score  

   
JF6DEA on 20m JR8VSE on 80m JE1PMQ on 40m JG4KEZ on 40m PEJ Under repair PMQ Preparation    
             
    All of member          

 

<参加概要> 

参加メンバーはARRL-CWにも参加した5名のメンバーが集まった。PMQさんが土曜日だけ約7時間の参加。DEAさんと、KEZさんは土日参加で約30時間。そして、VSEさんが土曜日の午後から43時間程、そして自分がスタートから最後まで48時間の参加となり、CWに続き48時間のフルタイムエントリーを果たした。今回はスタート時から4人のメンバーが揃い準備作業も順調に進み、佐々木さんが月曜日の朝まで滞在したので、スタートから最後まで気合の入った運用が出来て、コンテスト気分が満喫できたと思う。

 

<運用状況> 

定刻の9時に14メガと21メガで運用を開始。午後には7メガも聞こえ出し、7と14でのランニングとなった。夕方からは時々3.5も含めた運用になるが、3.5のレートは殆ど伸びず、12時を回った頃に600局弱の成績で1日目の運用を終えた。

翌日は5時少し過ぎから14でスタート。6時から7時台に掛けて100局/時を超える快進撃が続いた。半面21など他のバンドは全くNGで、昨日に続き手持ち無沙汰な運用となる。12時過ぎにはしばし休憩タイムとなり、それぞれ自由時間となる。その後、木下さんたちが帰宅した後、午後3時ごろから14にて運用を再開し、レートはそれほど上がらないが着実にポイントを増やす。夕方6時頃になって、3.8が聞こえてきたのでランニング開始。12時少し前まで久しぶりと言うか自分としては初めて3.8メガでランニングらしい運用ができ楽しめた。日曜日の夜も12時頃になると3.8も14も殆ども聞こえなくなったので、あまり深追いしないで2日目の運用を終えた。これまでで1400局なかばとなり、明日の追い込みについてビールを飲みながらしばし歓談。

3日目もスタートは14メガだが、自分は21メガでオープンのタイミングをじっと待った。まだ何も聞こえてこない6時過ぎに7エリアの局がCQを出していた。とりあえずすることが無いので、自分もバンドの様子を伺いながらCQを出し始めた。7時を過ぎる頃から0エリアの局がWと交信する信号が聞こえた。それっ、とばかりにCQの声に気合を入れたが、こちらのCQにはコールバックが全く無かった。0エリア局の様子を聞いていたら、特別弱い局を苦労して拾っている様子でも無いのに、こちらでは相手の信号が全く聞こえない。PYなど南米は7時前から聞こえていたので、もしかしたらと、南方向にビームを向けて行ったが、真南まで行っても相手の信号はかすりもせず、時間ばかり過ぎて気が焦る。 更に交信を聞きながら、アンテナを北から南方向へ回して行ったところ、西から南西に向けたときにWの信号が聞こえてきた。56くらいで楽々コピーできる強さの信号だった。他のJA局と並んで1時間以上もCQを出し続けたが、この時間帯には21メガでは1局も交信できなかった。

まだまだ、コンディションは低迷しているようだ。マズマズに楽しめた14メガでも、60局/時を超えた時間帯は、朝の8時から11時までと、夜の21時から0時ころまでの間に合計10時間程度だった。7メガでは、夕方16時ころの2時間ほどしかなかった。

 

<設備の状況> 

14メガでは、リニアアンプの電源が一度落ちる現象があり、ヒューズBOXの交換をして復旧。7メガのアンテナが折からの強風でケーブルが絡みつき、W方向へのビームが合わせ難くなった。3.5メガは何やらアンテナ系の接触不良があるらしく、時々ガリガリなるが、特別SWR悪化とか飛びへの影響がいまいち確認できなかった。今回は対象外とである160mのアンテナがまたもや折れ曲がり無残な姿になっていた。強風が吹くと曲った部分から折れる危険性もあり、早期復旧対策が必要だ。

受信側に入れていたバンドパスフィルターを新たに製作する必要が出てきたので、コンテストの合間をぬって取り急ぎ7メガ用を製作した。コンデンサーにトリマコンデサーを使ってみたが、容量が大きいと調整時の容量変化も大きく、調整にはかなり慣れが必要になるようだ。

(記:JA1PEJ中村)


結果発表> 

ARRLのWEBに2009年の結果が発表されたので、関心のあるマルチ分だけを下記にコピーしてみた。

マルチ部門への参加局は相変わらず少なく、我々はUS-VE以外の2TX部門で、何と7番目にランクインしている。M/M部門には常勝局のJA3YBK局がいる。今回はどうしたことか僅差で我々が勝っている。相手は恐らくフルエントリーではないのだろう。何はともあれ、いつも負けている相手より得点が高いということは気分が良いものだ.

ARRLの発表記事に中に下記のような表記がされていた。

M2部門では、ARRL Asia was represented in the Top Ten by JA1YPA,

そしてM/M部門には、JA3YBK lead Asia with another two-operator team,

参加者が頑張って高得点を挙げてくれるくれることが、主宰する側にとっても嬉しいことなのだろうと感じるのは考えすぎだろうか。

 

<Multioperator Two Transmitters>   <Multioperator Multi Transmitter>
6Y1V 9,015,138   PJ2T 8,113,770
TM6M 3,828,285   KL7RA 4,473,588
TI8M 3,621,102   CS2C 3,777,996
ZY7C 3,591,567   9A1A 2,579,355
V48M 3,322,872   HG1S 1,262,196
PS2T 1,692,552   SO8A 951,528
JA1YPA 618,240   RW2F 841,428
KP3VA 461,910   JA3YBK 614,460
OK7K 316,899      
EA3EJI 255,150      

(記:JA1PEJ中村)


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